山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

鉄五郎新道(その1)

2008-04-17 | 奥多摩
奥多摩に鉄五郎新道というルートがあります。
このルートにはヒカゲツツジやイワウチワが咲くことで知られています。
15日に行ってきました。

古里駅

拝島か青梅に行き、そこから奥多摩行きに乗りました。
電車がすっかりきれいになっていたのにはビックリしました。
乗降する時、ドア横のボタンを押さないとドアが開きません。
これには少し戸惑いました。
下車駅は古里(こり)です。
この駅もきれいになっていました。
1年以上降りていなかったようです。



分岐(1)


天気は最高でした。
平日なので登山者は誰もいません。
久し振りの貸切でした。
駅を出て右折し、大きな道に沿って歩きます。
10分ほどで分岐にぶつかりました。
ここを左折します。





ゲンペイモモ


途中の民家の庭先に紅白の桃の花が咲いていました。
1本の木に紅と白が同時に咲きます。
それで「ゲンペイモモ」と呼ばれています。
みごとな木でした。
今、いろんなところで盛んに咲いています。




クサイチゴ


廃屋になった家の隙間からクサイチゴが顔を出していました。
建物の中に無断で住んでいるようです。
トゲが鋭いのでうっかり触れません。
バラ科の植物で、花は大きくてきれいです。
6月頃、大きな実がなります。
甘くて美味しいイチゴです。





寸庭橋


駅から20分くらいで橋につきました。
寸庭橋とありました。
右側は大きな駐車場、左側にはきれいなトイレもありました。
ここにくる途中に川乗山に登る登山口がありました。
ここに車を停めて登る人も多いのでしょう。





多摩川(1)


橋の中央あたりから多摩川の上流を眺めました。
新緑が始まっています。
ピンクに見えるのはヤマザクラです。
水がミルキーホワイトです。
春の太陽のせいでしょうか。
昔、多摩川(約150キロ)を羽田から源流まで数回に分けて歩いたことがあります。
源流は笠取山の下にあります。
ポタポタ落ちている水滴があの大きな川になると思うと、感慨深いものが
ありました。