山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

八ヶ岳(その11)

2008-04-12 | 八ヶ岳
登山道(8)


行者小屋をでて柳川の南沢に向かっています。
登山道にはまだまだたくさんの雪があります。
ダケカンバやシラビソの若い木がたくさんありました。
自然に世代交代しているようです。





登山道(9)


ほとんど下りです。
天気は一気に曇ってきました。
気温も低くなりました。
みんな黙々と歩くだけです。
1時間半くらいで美濃戸山荘につくハズです。




登山道(10)


だいぶ降りてきました。
この時期歩く人が少ないとみえて雪がたくさん残っています。
ウサギの足跡がたくさんありました。
まもなく南沢にでます。



ツララ(1)


道の脇にツララができていました。
無色透明です。
1本折って食べてみました。
美味しかったです。
これでオンザロックを飲めば最高です。
残念ながら持って帰れませんでした。




南沢


南沢にでました。
かなり流木で荒れています。
昨年の台風で増水し、木が流されたようです。
この中を歩くのはたいへんでした。
慎重に歩きました。




ツララ(2)


川の中におもしろいツララができていました。
上から延びたツララに水のしぶきが当って小さな氷ができています。
普通ならなっすぐ延びるツララが先端だけ延び切れずにいます。
光が当って宝石のようにみえました。
これも自然の芸術品ですね。
他にも幾つかありました。





◎付 録 スミレの種類
エイザンスミレ


比叡山に多く見られたのでこの名前があるようですが、全国でみられるようです。
普通のスミレと違って葉っぱがギザギザしています。
関東の里山でもよく見かけます。



アオイスミレ

葉っぱが葵の葉っぱに似ています。
花びらが白いのもあるようです。
これはきれいなブルーをしていました。



ナガバノスミレサイシン


葉っぱが細長く里山の中に咲きます。
スミレサイシンは日本海側、ナガバノスミレサイシンは太平洋側と
住み分けているようです。

スミレの種類はたくさんあります。
最近は自然交配によって変わった種類もあるようです。
なかなか固定が難しい花です。