山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

鉄五郎新道(その7)

2008-04-23 | 奥多摩
登山道


イワウチワと別れてからしばらく急な登りが続きました。
足元にはいろんなスミレが咲いています。
彼女達も春を楽しんでいるようでした。
登りきると尾根道にでました。
右側は笹で、左側にアセビの大木が見えます。
花はまだ咲いていないようでした。








ところどころ荒れているところもありました。
ここはあまり歩かれていないようです。
地図にない道を探して歩くことを「ルートハンティング」といいます。
雪があるとルートを探すのがたいへんですが、雪さえなければ何となく
道がわかります。
人を連れてくると時の「下見」にもなります。





広沢山


やがて広沢山という標識があるところに到着しました。
標高848mです。
金毘羅神社から約2時間でした。
周りはヒノキに囲まれて何も見えません。
素通りしました。





無線中継所


広沢山から10分ほどで大きなアンテナが建っているところにでました。
無線中継所のようです。
ここから先が不明です。
張り巡らされたフェンスに沿ってそれらしき道がありました。
ここを登ったところは展望が開けていました。
ルートとしては合っていたようです。




大塚山


アンテナから20分ほど歩くと大塚山のピークにでました。
ここは920mです。
御岳山から歩けばここに出ることができます。
広いピークでベンチも置いてあります。
このまま御岳山まで行ってもよいのですが、今回は
時間の関係もあったので、丹三郎尾根を下ることにしました。









大塚山のすぐ下に立派な休息所があります。
昔、御岳山のほうから歩いてきて雨に会い、ここで雨宿りをしました。
山の中にこのような建物があると、悪天候の時には助かります。
中を覗いてみましたが、誰もいませんでした。
ここから古里(こり)駅まで約1時間くらいのハズです。