「へうげもの」18巻を読んだ。
興味深い場面がいくつかあった。
上の写真は、その一つ。
時は、1609年。
当時の帝は、第107代 後陽成天皇。
点前座には帝が座っておられる。
そして、御自ら点てられた濃茶を、まず帝が召し上がり、客に出したところだ。(と思う)
ということは、亭主が天皇(帝)であるという立場の場合、自分(天皇)で点前をしながらも、先ず自分で飲んで、それから客、という順番だったということですかね。
又、客は、帝が直接飲んだお茶を、別の茶碗に移しています。
これも、変わった作法ですね。
いや、、面白い。。
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