ももきよ日記

記憶の彼方へ消え去る前の雑記帳でございまする。。

再び、春夜(蘇東坡)

2015-02-15 22:12:18 | 茶道具

(桜皮曲 淡々斎直書)

これは、樺桜(桜の種類)の皮を使って作った建水らしい。
淡々斎は裏千家茶道第14世家元。
今のお家元(坐忘斎)は第16世なので孫に当たる。

注目したのは、直書している詩である。
蘇東坡の有名な「春夜」の中の一節である。

花有清香月有陰(はなにせいこうあり つきにかげあり)

これには上の句があり、それが、

春宵一刻値千金(しゅんしょう いっこくあたいせんきん)

趣きある春の一夜を謳っております。。
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熊本・小代焼(しょうだいやき)

2015-02-15 17:24:00 | 陶磁器・焼き物


白州正子の「花日記」をパラパラと眺めていたら、以前は、何気なく見過ごしていたが、熊本の小代焼の花瓶が載っていた。(上の写真)
素敵だ!

去年12月、佐賀県立九州陶磁文化館の「九州の古陶磁器」展示室の中に、小代焼もいくつか展示があったことを思い出した。
(写真もちゃんと撮っていた)
(この施設は写真撮影Okay!で、本当に役に立っている)


ガラス越しに見た感じは、素朴で力強い感じだ。
調べたら、現在、熊本県荒尾市を中心に10カ所ほどの窯元が小代焼を受け継いでいるらしい。
近い将来、ぜひ訪ねて、自分の手で触ってみたい。
焼物は、実際に使わなければ意味がない。。
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