長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

日本の楽園

2007-07-19 07:19:33 | Weblog
昨日、「海癒」(かいゆ)の岡田さんが天真庵に遊びにきてくれた。
たぶん、東京から一番時間的に遠くて、天国に一番近い楽園。

最後の清流、四万十川と、海がめの楽園、足摺岬の間の大岐海岸に、
海癒がある。神さまがつくる以外考えられないような自然に囲まれ、
そこで長期滞在型の「これからの湯治場」みたいなリゾートが、海癒の
大テーマ。

これは、以前伺った時に部屋から撮った朝の海。写真では、五感を
満たすことはできないけど、この場所にいると、五感が全開になって、
自然の神さまに抱かれるような感覚になる。

ここの海岸で、潮騒のゆらぎ、涼やかな風の中でワインを飲んだことがある。
山崎の宣伝ではないけど、「何もいらない」くらい、体が「おいしい」と
叫んだ。体内時計がリセットされるというより、生まれ変わる、みたいな感覚。

「違う生き方を考えよう」とか「これからどうやって生きていこう」みたいに、
少し行き詰っているような人には、おすすめの「癒し場」。

今日はお休みで、煎茶のお稽古。
夕方まで3件のお客さんがあるので、今日はじっとしている?



タイムドメイン

2007-07-18 06:51:53 | Weblog
今日は「タイムドメイン」の日。
文字では伝えられけど、「こころにいい音楽を聴く日」

昨日は「書」だった。新しい天真庵を結んだおかげで、出合った人たちと、
楽しく書を学べる縁に感謝。

「英語で蕎麦会」では、岡倉天心の茶の本で、日本人のこころを勉強し、順受の会
は「大学」を学び、そこに「書」が加わった。
20日(金)は、みゆきさんの「お茶の教室」。
昨日は、モカのニュークロップを、彼女がドリップをした。
さすがにお茶の先生らしく、みごとなお手前だった。
彼女の陶器の土味と同様、男っぽいキレのある味だった。

木密地帯

2007-07-17 06:20:55 | Weblog
墨田区界隈は「木密地域」と呼ばれていて、地震に弱い地域。
昨日は朝グラリときた。焙煎をしていたので、珈琲の魔性みたいな香りに
目がまわっているのかと思ったら、カウンターの上のホーローのランプが
ゆれていたので地震だとわかった。
オシッコと同じように、途中でやめられないので、そのまま、焙煎を
続けた。

また新潟に地震がきたことを、帰宅してテレビを見ていて気づいた。
前回の地震の時は、県境のキャンプ場で、遭遇した。
幸い周りに人工の建物がなかったので無事だった。でもあの時に
地球の奥底から聞こえてきた轟音は、今でも脳裏に残っている。

いつ災難になったり、死んだりするか、わからないけど、
毎日が一生。悔いのない毎日をおくりたい、と思う毎日。

今日は「書」。
後楽園では、クレージーキムが試合。

台風一過

2007-07-16 06:21:37 | Weblog
今日は台風一過でいいお天気。
カキ氷部隊も、元気に登場してくると思う。

これからお店にいって、蕎麦打ちと、焙煎。
モカマタリを焙煎して、アイス珈琲の準備をしなくては・・
モカイルガチェフも、先日から「ニュークロップ」。

新そばみたいな、季節感を感じる。言葉では絶対に伝わらないくらい、
美味い!

今週は「のん兵衛」があまたくる週なので、日本酒も
「通ごのみ」のものが揃ってある。
「死神」「帰山」「天明」」「小左衛門」「米宗」・・

2007-07-15 06:51:37 | Weblog
昨日からず~っと雨が降っている。
自分的には、雨の日は大好き。
元気は散歩ができなくて、不機嫌。
朝からクラッシックを聞きながら、ガラスのあいちゃんと
「第二次改装計画」の打ち合わせ。一階と2階の一部にステンドグラス
を創ってもらうことにした。

午後にはワイナリー和泉屋の「はるさん」が蕎麦を食べに来た。スペインから
かえってきたばかりで、かの地の話を熱く語っていかれた。

夕方は「わか」が、蓬蕎麦を打って遊びにきた。
ホノルルマラソンをいっしょに走ったマラソン仲間でもあり、
蕎麦打ち仲間でもある。8月の無門塾の講師をお願いしてある。


迎え火

2007-07-14 06:28:25 | Weblog
昨日は、迎え火の日。
さすが、この下町では、精霊たちを迎えるこの神聖な行事が
残っていて、あちこちで、見受けられる。
天真庵の「カキ氷」コーナーにも、けいちゃんが、はすの葉っぱに
ほおずきを盛って、精霊たちに、目印を創った。

おけげで、少し涼しげな日だったけど、たくさんの「御霊」たちが、カキ氷を
食べにいらっしゃった。
一番人気はやはり「甘酒?」だった。

夜は、「帰山」と「死神」にとりつかれた人たちの「夜話膳」だった。
山に帰ったり、死神と対話したり、「酒と神さま」は仲良し!




パッションフルーツ

2007-07-13 06:12:04 | Weblog
先週、てつやがきて、パッションフルーツと黒糖の氷を食べて
「これは、美味い!」といって帰っていった。

今日から、また3日間は、「カキ氷」をやる日。
お店をやり始めると、天気が気になるけど、とくに
カキ氷は、オープンエアーな場所で、屋根もない場所でやるので
天気予報をついつい気にしてしまう。
あまり暑いと、やっているしちゃんたちのコンディションも
気になる。場所柄、蚊取り線香も必需品なのだ。
(舞台裏は、なにかと大変。)

氷屋さんから氷を運んでもらっているけど、時間がたつと、
氷がこころなしかやわらかくなって、鮮度?が落ちるので、
外にも冷蔵庫を設置。

氷屋さんも、カキ氷をだすお店も少なくなった。
家庭に冷蔵庫が普及し、クーラーもきいているので、需要
がなくなった、ということだろう。
「家で食べる○○」と「外で食べる○○」の違いを楽しむ、という余裕
が、なくなってきている。余裕もないし、違いもわからないひとが多い。

人間が便利を求めていく分、自然から遠ざかっていく。
自然から遠ざかっていくと、コミュニケーションなども希薄になり
疎外感とか孤独感がつもる・・・
なんか、悪循環やね。

今みたいに時代が大きく揺れている時は、外にでて、
いろいろな人にあうことも大事。

♂よ~く 考えよ~ お金より大事なものがあるよ~。




ほおずき市

2007-07-12 07:39:57 | Weblog
昨日アップできなかった写真。
南條先生の「寒山拾得」の絵にピッタリ。
この絵は、先生の作品の中では、色が派手すぎ?
というくらい派手。
2000年にニューヨークのソーホーで個展をやった時、描いたもの。
そのころ毎年のようにニューヨークにいっていたけど、テロが翌年あってから、
一度いったきり。

寒山(中国の唐の時代の詩人)の残した詩に
「白雲幽石を抱く」というのがある。よく禅の坊さんが揮毫したりする。

白い雲が、山や森を抱いて、水墨画みたいなイメージ。
この世にあるすべてのものを、包んで、万物が一体になったような姿。
清濁併せ呑む、一物一体(万物一体)、融通無碍・・・そんな意味合い
なものかな。

少しおおげさだけど、自然の中には、そんな大きな包容力があり、その自然に
もたれかかるような境涯の中に、「茶の心」とか「禅の心」みたいなものが、
あまねく存在しているような気がする。

今日は新宿の「夏の大茶会」にいく予定で、朝早くから仕事をしている。
もうひとつの仕事(長屋茶房天真庵)は定休日。
夕方は煎茶のお稽古。お昼はヨネクラジムで、汗を流す予定。
あいかわらず、欲張りな木曜日。

ほおずき市

2007-07-11 07:10:55 | Weblog
昨日の「英語の蕎麦会」に、友達が浅草のほおずき市で、
「棒ほおずき」を買ってもってきてくれた。
それを、南條先生の「寒山拾得」の絵の上に飾った。

写真に撮ったけど、今日は「メルマガ」の日で、今書き終えたら
よこで元気が「出陣だ」と騒いでいる、ので、着替えて、出陣することに
する。

はじめての「はいはい」

2007-07-10 06:09:59 | Weblog
なんか親ばかみたいだけど、海斗君が週末に「はいはい」した瞬間を
写真に撮った。いつも兄弟のように仲良くしている「元気」も、歴史的な
瞬間を目の当たりにして、こころなしか、喜んでいるみたいだ。
いつもは、艶かしいけいちゃんの足も、健康そうに見えるから不思議だ。

昨日は、海斗君のおじいちゃんが沖縄にいったらしくて、あいちゃんがお土産を持ってきてくれた。その時偶然に、近所のあさひ幼稚園の子供と母親が「カキ氷ください」といって入ってきた。(ほんとうは週末だけ)

間髪をいれずに、あいちゃんが「つくります」といって、「ナッツと練乳」をつくった。

その幼稚園の園長さんとここで話したことがあるけど、教育方針が「自然」で、たいへんいい。
「おじゅけん」とか、「園児とママのどちらが主役?」みたいな変な時代だけど、子供は、みな「自然の子」。

かたわらで「さとうきび」をパンダみたいにしてほおばっている海斗。
こどもたちの目線の先に、「親の希望」がある、みたいなバカな教育は、すぐにやめたほうがいい。子供は子供の夢を見て、その夢に向かって歩いていけばいい。
未来永劫。