長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

日曜そば打ち道場

2016-05-08 09:07:17 | Weblog

陽気のいいせいか、そば前を楽しむお客さまが増えてきた。

そば前とは、そばを手繰る前に、ちょいと一杯酒を飲むこと。

居酒屋のない時代は、蕎麦屋で酒を飲む、というのが、あたりまえだのクラッカー

だった。そばやのつまみといえば、卵焼き、焼き味噌、いたわさ、といったところが定番だ。

昨日は常連さんが、天井を見せたいから、といって、中学時代の同級生をつれてこられた。

天真庵の建物は、東京大空襲の時に焼けて、建築事務所をやっていた栄吉翁が、その年に

東北から木材を集めて、立てた。そのなごりで天井に「能代」という焼き印がある板がある。

つまり、昨日の人たちは、秋田の能代出身の人たちだ。その当時は、木材は舟で運んだので、川

が入り組んだこの界隈を経由して、木場に木材が集まった。したがってこのあたりにも、いい木材

を扱う「銘木や」さんがいっぱいあった、天真庵のカウンターは近くの居酒屋で60年以上使われて

いた檜。夏目漱石が好きだった主人が、「草枕」にでてくる名文から「百尺」という名前をつけた。

それを読むと、カウンターが檜であることがわかる。昔の居酒屋の主人は、スゴイ。

今日は日曜日なので16時に閉店。最近そば打ちにはまった君が、少しはやめにきて、そばを打つ。

その後にベテランの女子たちがばんばん打って、その後にみんなで「鮨の研究会」。

二階では、近くのシェアハウスに住む若い女子たちが、着つけを習いにくるらしい。

今年の花火大会は、きっと浴衣美人で街がにぎわうことだろう。

明日月曜日の朝は「卵かけごはん」夜が「長屋で女史会」

水曜日木曜日が「卒啄珈琲塾」&「無茶しぃの会」

22日(日) タケシィ 三線(サンシン)らいぶ

演奏:タケシィ(三線)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

 

27日(金) MUSICA LIBERA TOKYO

演奏:山根孝司(クラリネット)・大宅裕(ピアノ)・宮坂拡志(チェロ)

19時開場 19時半開演 ¥5,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)

 

29日(日) ぶらじりあん らいぶ (ブラジル音楽)

演奏:阿部かよこ(ヴォーカル・ギター)・長澤紀仁(ギター)

19時開場 19時半開演 ¥4,000(お酒・肴・蕎麦・珈琲 付き)