沢木耕太郎さんの作品にそんなものがある。カシアス内藤というボクサーの物語。
昨日は後楽園ホールにだいくんの応援にいく。カシアス内藤は元東洋チャンピオン。
昨日は息子さんが月間優秀賞に輝き、リングの上で表彰された。その息子の晴れ姿を
見に、カシアス内藤も後楽園ホールにきていた。緑色のポロシャツとレーガンのサングラス
がよく似合っていた。
その後のメインイベントにだいちゃんがでて、東洋太平洋のベルトをかけて戦ったけど、
健闘むなしく10回にTKOされた。
その前の試合で、熊本出身のボクサーが東洋チャンプになった。一瞬の夏ではないが、
ヨネクラボクシングジムに通っている時に、東洋チャンプだったクレイジー・キムこと
金山くんのことを思い出した。彼も熊本出身で、引退後は故郷でボクシングジムを運営している。
昨日はだいちゃんの計らいで、リングサイドの一番席、隣にラウンドガールがふたり座っている席で
観戦した。選手の汗や血が飛んでくる席でもある。ラウンドガールが3分おきにリングに上がるときに
目線に困る席でもある。紙一重。勝負の世界と同じだ。