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長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

世界にひとり 女幇間芸 たまちゃん 誕生日ライブ 16時閉店

2015-06-30 08:30:24 | Weblog

たまちゃん、こと、悠玄亭 玉さんが今日86歳を迎える。

先日は金沢の東山のお茶屋でお座敷があり、帰ってきた足で

麻布で三味線を弾き、今日は天真庵で「誕生日ライブ」だ。

100歳まで現役を続ける、というこころざしが金玉よりもキラキラ光っている。

すぐに満席になり、あまたの人の希望を木の棒でたたき割ったみたいになったけど、

また涼しくなったら、「お座敷遊び入門講座」とか「生たまちゃん三味線ライブ」をやろうと

思う。感謝。

たまちゃんが昨年近所に越してきてから、うちのお客さんが三味線の弟子に4人も入門したり、

かっぽれに入門してきた女子も7人になる。

どの分野でも「残しておきたいもの」や「和のもの」が絶滅危惧種みたいになっているけど、それは

ある意味、「日本人がいなくなる」みたいな民族存続の危機でもある。

歌舞伎や落語を見にいく。近所の古刹を訪ねる。家で新茶をゆっくり楽しむ。季節のお花を

野にあるように花器に投げ入れる。何か和(読み書きそろばん、論語、花、茶、三味線、花札?・・・)のものを習いにいく。

「やろう」と思えば、あまりお金をかけなくても、ひとりでもできることはいっぱいある、と思う。

ギリシャが風邪をひくだけで、世界中にマスクが必要になったり、近隣のアホな国たちが戦争を

しかけてきそうな(うちのアホなリーダーもそうだが・・)物騒な世の中になってきたけど、

「生きている」という実感を感じる一瞬一瞬の「刹那」が「人生」。息をしている間しか生きて

いないし、死ぬまでしか生きていない、ともいえる。どっちにしても命短し、恋せよおとめだ。

話はずれるけど、若い人たちの4割くらいが「恋愛なんて、むずい、うざい」とか思っているらしい。

どうしようもできないけどね、人の感情とか信条とかの問題やから。

他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。がんばろう。感謝。