長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

死ぬまでに見たい?世界の絶景3位の島

2015-06-25 08:26:32 | Weblog

九州から東京に戻るとき、四国経由でよくもどる、か、山陰を

まわって帰ってくる。最近は四国経由ばっかりだったので、今回

は山陰をまわった。下関から海岸沿いをゆっくり走る。山口は車で

いける島があまたある。ます彦島にいく。下関からすぐそこにある。

ぼくの伯父で、延岡からこの地を終の棲家にきめた「下関のおじさん」が好きだった場所。

その後は、「死ぬまで・・・の島」で有名な角島へいく。その手前に、福岡から嫁にきて

この地で「美味い魚を食わせる店」をやっているおばちゃんのお店に立ち寄る。

「おいでませ」と山口弁でいうところを「ようきんしゃった」というような女将である。

「刺身定食の飯ぬきとびんビール」を頼むと、「刺身ができてからビールぬくね」と聞くので

「海を見ながら飲むけんすぐちょうだい」といったら、ビールと朝釣ってきた鯵を

刺身にしてくれた。「これだけで、しばらくもつけん、ゆっくりやってね」という感じの

お店。後期高齢者の仲間入をしたけん、今年でお店をたたむ、らしい。

40年間も細腕繁盛記みたいな人生をやってきたおばちゃんに乾杯する。

こんな土地で、「朝まずめに30分釣りをして、その後20人分の蕎麦を打ち、

夕方になると若い料理人がやってきて、朝釣った魚を酒肴に海を見ながら

酒を飲む」というのが昔からの夢だ。大石さんのピアノを聴きながら

飲むのは、まさに地産地消の最高峰のかたちだろうな。

こんなゆっくりした旅をしながら、金沢の先まで走ったので、東京につくまで3日かかった。

「いつかこんなゆっくりした旅をしよう」と思っていても、こんな旅は、けっこう気力と体力もいるので、

若いうち、できる時にやってみるに限る。

今日は「気骨の鮨会」。8人限定やけど、今日は新人のお客さんが半分。

19時から8000円。酒は持ち込み。21時ちょい過ぎに「おひらき」。

明日は「ダメ中」  中国語もむずかしいけど、だんだんみな上達してきた。

土曜日が「インヨガ」  ヨガもよかよかよ。蕎麦珈琲付きで2000円。ほとんどの方

がノンカフェインの黒豆珈琲を所望される。感謝。