長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

梅酒の梅をジャムにすると、酒肴になる梅(バイ)

2015-03-08 09:10:54 | Weblog

天真庵のオープンエアーな場所に、青い魚の干物網がぶらさがっている。

一昨日つくった干し芋がいい具合になってきた。上二段に芋、下には長崎産のアジを

開いて寝せてある。魚釣りをする人間には、朝飯前だが、自分で鯵を開くのも面白い。

内臓を取り出す瞬間にそのアジの味がわかる、くらい、臓物のおさまり具合は大事だ。

塩梅というけど、塩かげんで、スーパーで開いて売っているレベルから料亭の味まで、

の幅がでてくる。

塩梅といえば、昨日2010年に、三重の「早春」の10年古酒でつけた梅酒の梅で

ジャムを作った。梅肉は10年たっているので、種を出しやすく、ストーブの上で

ゆっくりあたため、少し水気をたし、砂糖と蜂蜜を加えて、できあがり。今朝は

ヨーグルトに入れて食べた。酒のつまみにもよさげな味。これもまた意気な「春の味」。

今日は日曜日なので16時で閉店。それから蕎麦打ち教室。

明日は「卵かけごはん」  朝から「蕎麦打ち教室」もあり。

夜は「福の会」  福という字は、田んぼでとれた穀物を、神棚に供える、意味の象形文字

からなっている。自然に感謝し、神に成果物を具える、手向ける。人が太古の昔から

あたり前のように行ってきた営みの中にこそ「福」がある。