今回の台風で被害が大きかった三重県。
鈴鹿あたりを車で走っていて、少し気になって久保さんに電話。
菰野町の彼のアトリエは自然いっぱいの森の中にあるので大丈夫らしかった。
車が渋滞しはじめたので、「これから遊びにいっていい?」と聞いて、なかば強制的におしかけ
訪問。この秋に「炎色野」で個展をやるので、撮影用の志野をつくっていた。相変わらず
「ゴッドハンド」で土をこねていた。天真庵の珈琲カップやそば猪口、そばの四方皿、小皿・・・
90%がここで作られたもの。現場にいくと、岡目八目よろしく外野感覚でいろいろな意見をいう。
秋の個展がとても楽しみになった。帰りに斑唐津風の小鉢をいただいた。とても涼やかで、
「夏そば」を盛るにいい。お店にもどって、うちには「夏メニュー」がないのに気づく。
昨日、緑の黒板に「メニューにない品」とチョークで書いて、「梅おろし蕎麦」とした。
さっそく注文が入る。ざるそばに、辛み大根をすりおろし、ねりうめ、ねぎ、のり、かつおぶしをトッピングし、
そこの蕎麦汁をぶっかけて手繰る。暑い夏にスイカをほおばるような爽快感のある蕎麦。
最後に蕎麦湯を流しこんだ時に、斑唐津が笑うようにうごめく。昔から斑唐津は茶人好みの器だ。
今日の夜は「インヨガ」
月曜日が「易」
火曜日が「書の会」
水曜日が「じょか」・・・女かっぽれ