昨日は、友達と出掛ける予定でした。
別の所に行くつもりでしたが、
県央部よりも県北の方が、天気が良いと言う人がいましたし、
西行桜が咲いているとも言いますので、急遽行先を変更して、
県北の那珂川町に行きました。
那珂川町にはカタクリ山があって、何度か行った事があります。
季節的には、丁度良い頃だと思いましたが、
まだ花弁が開いている花が少なく、
開いている花も余り綺麗ではありませんでした。
その分、水芭蕉が綺麗でした。
僕は、これまで余り綺麗な水芭蕉を見た事ありませんでしたが、
白く初々しい感じで、緑に映えて綺麗でした。
そして、ショウジョウバカマが沢山咲いていました。
これも可憐な花で、綺麗でした。
そこから、美味しい蕎麦を食べて、西行桜を見に行きました。
西行桜は、光丸山法輪寺にあるシダレザクラです。
能の演目に「西行桜」がありますが、これとは関係ありません。
法輪寺は、神仏混淆の寺として有名です。
平安時代末期の歌人西行法師が、東北に向かう途中に立ち寄り、
「盛りには などか若葉は 今とても 心ひかるる 糸桜かな」と
詠んだと伝えられていて、それで西行桜と言われています。
西行が立ち寄ったのは保延年間(1130年代)との事ですので、
かれこれ900年前になります。
今、西行桜と呼ばれる木は、ひこばえと案内に書いてありました。
老木なので、近年は咲かせる花の数が少なくなってきたことから、
去年、周辺の土壌に肥料をまぜこむなどした結果、
今年は例年より多くの花が咲いているということです。
法輪寺の門には、西行桜が咲いている旨の貼り紙もあり、
境内も色々な飾りがあって、縁日のような感じもしました。
普段は大天狗の前にはガラス戸があるのですが、
これも開け放されていました。
肝心の西行桜ですが、正に満開でした。
ただ、写真を撮ったのですが、
雲が厚くてどうも余り綺麗ではありませんでした。
その辺は僕の腕なのでしょう。
と言う訳で、余り出来は良くありませんが、
一応写真をアップしましたので、宜しければご覧ください。
https://photozou.jp/photo/album/2882708
ここのところ、休みが多く心苦しいのですが、
明日も所用のため、日記等を休ませて頂きますので、
お含み置き下さい。