お知らせ
■来月からこのサイトをMITIS(水野通訳翻訳研究所)ブログに変更します。研究所の活動内容は、研究会開催、公開講演会等の開催、出版活動(年報やOccasional Papers等)を予定しています。研究所のウェブサイトは別になります。詳しくは徐々にお知らせしていきます。
■『同時通訳の理論:認知的制約と訳出方略』(朝日出版社)。詳しくはこちらをごらん下さい。
■『日本の翻訳論』(法政大学出版局)。詳しくはこちらをごらん下さい。
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Facebookはこちらです。
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■同僚の小山先生がヤコブ・L・メイの翻訳を出した。
ヤコブ・L・メイ(2005)『批判的社会語用論入門』(三元社)
原著はJacob L. Mey (2001) Pragmatics: An Introductionの第2版。初版は『ことばは世界とどうかかわるか』というタイトルでひつじ書房から出ていたのでご存じの方も多いと思うが、新版の「日本語版への序」にあるように、内容的には「初版とはまったく異なった」本といえるので、この分野に関心のある人にとっては必読書だろう。翻訳についての言及はないが、現在の翻訳研究では語用論の素養が不可欠だから、翻訳・通訳研究を志す人にとっても必携の書だ。訳文は読みやすいし、内容的にはもちろん用語の訳なども信頼できるので何かと便利だ。ただ発行部数が信じられないほど少ないので、いまのうちに手に入れておくことをお薦めする。注文はこちら。
■石川圭一(2005)『ことばと心理:言語の認知メカニズムを探る』(くろしお出版)
150ページほどの薄い本で、レベル的には入門用だが、言語の獲得、生成、理解、使用について、実証的研究を具体的に紹介しながら説明している点がいい。あえて難を言えば、p.36で事実上音韻ループと構音抑制に触れていながら、実際の説明はずっと後になっているのは不親切だろう。