(以下、毎日新聞【滋賀】から転載)
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外国籍高校生:奨学金、定員超えも全員に支給--県国際協会 /滋賀
◇1人当たり年間15万円
昨秋からの経済不況で家計が苦しい外国人世帯の高校生を対象にした県国際協会の緊急奨学金に定員を上回る応募があったが、協会は不況で苦しむ人々が多いことを考慮し、全員に奨学金を支給することを決めた。1人当たりの支給額は年間15万円。協会には「これで学費が工面でき、高校生活を続けられる」と感謝の声が寄せられているという。
県内在住の外国籍の高校生が対象で、先月13日まで16人の定員で募集していた。採用されたのは県内の高校に通う26人の高校生。協会によると、予想を超えた応募数だったが、「いずれも苦しい経済状況で優劣を付けられなかった」といい、同月21日の審査会で全員の採用が決定された。同月29日の定例理事会で急きょ追加の10人分(150万円)の補正予算を組み、全会一致で可決された。
応募書類には「両親が仕事を求めて来日したが、失業してしまった」という切羽詰まった状況や「福祉関係の仕事に就きたい」、「どうしても大学に進学したい」などの夢も書かれていた。協会の担当者は「応募書類から、大変な状況ながら、前向きに学びたいという気持ちが伝わってきた」と話している。【後藤由耶】
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外国籍高校生:奨学金、定員超えも全員に支給--県国際協会 /滋賀
◇1人当たり年間15万円
昨秋からの経済不況で家計が苦しい外国人世帯の高校生を対象にした県国際協会の緊急奨学金に定員を上回る応募があったが、協会は不況で苦しむ人々が多いことを考慮し、全員に奨学金を支給することを決めた。1人当たりの支給額は年間15万円。協会には「これで学費が工面でき、高校生活を続けられる」と感謝の声が寄せられているという。
県内在住の外国籍の高校生が対象で、先月13日まで16人の定員で募集していた。採用されたのは県内の高校に通う26人の高校生。協会によると、予想を超えた応募数だったが、「いずれも苦しい経済状況で優劣を付けられなかった」といい、同月21日の審査会で全員の採用が決定された。同月29日の定例理事会で急きょ追加の10人分(150万円)の補正予算を組み、全会一致で可決された。
応募書類には「両親が仕事を求めて来日したが、失業してしまった」という切羽詰まった状況や「福祉関係の仕事に就きたい」、「どうしても大学に進学したい」などの夢も書かれていた。協会の担当者は「応募書類から、大変な状況ながら、前向きに学びたいという気持ちが伝わってきた」と話している。【後藤由耶】
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