文部科学省では「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP:GoodPractice)」というプロジェクトにより、大学等の高等教育機関への財政支援を行っています。富山県内では富山大学、県立大学、高岡短期大学等が採択されています。現代GPとともに、特色GPも、各教育機関の先進的な取組みとして、各教育機関のトピック事項になっています。
(文部科学省HP:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp.htm)
2007年度は、富山工業高等専門学校、富山商船高等専門学校が共同申請した「世界に学び地域に還す、ものづくり環境教育-多文化共生・持続的社会の実現に向けた技術者の使命を学ぶための-」というテーマの取組みが選定されました。
(富山商船高等専門学校http://www.toyama-cmt.ac.jp/)
(富山工業高等専門学校http://www.toyama-nct.ac.jp/)
(以下、文部科学省HPからの転載)
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<テーマ名>
持続可能な社会につながる環境教育の推進
<取組名称>
世界に学び地域に還す、ものづくり環境教育-多文化共生・持続的社会の実現に向けた技術者の使命を学ぶための-
<取組の概要>
地球の持続可能性に警鐘を鳴らす環境問題の解決には,経済システムの変革や市民意識向上とともに,技術革新が不可欠でありその担い手の育成が重要である。
本取組では,「未来志向の環境調和」と「多文化共生」の理念をもち,これからの技術開発の方向性を提言し実行できる技術者の育成を目指す。
富山高専発のNPO法人エコテクノロジー研究会では,「国連・持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」に賛同し地域でESDを推進してきた。その実績やネットワークを活用し,富山商船高専の国際化教育と富山高専のエコデザイン工学教育(JABEE認定)の特長を生かした,文理融合型の新しい技術者育成ESD教育プログラムを開発する。
具体的には,日本・アジア・EUの学生がチームを結成して学び合い,協力して創造的ものづくりを行う過程で,「有効な環境対策」と「文化や価値観」の関係に気づき,グローバルな環境技術開発マインドを身につける教育プログラムである。
<選定理由>
人類の存続にかかわる問題の本質を見抜き、その解決に立ち向かい持続可能な社会を構築する技術者の育成が必要です。本取組は、国連が提唱する持続可能な開発のための教育(ESD)の概念に賛同して、エコデザイン工学教育の伝統を持つ工業高専と国際的視野と語学の素養をもつ文系教育の体制を持つ商船高専とが協力して、上記のニーズに真っ向から取り組む、文理融合型の創造的ものづくり技術者育成ESD教育プログラムを構築し、その実践を通して環境と調和し多くの文化と共生していく技術者を育成する新しい教育方法を提案しています。
その様な技術者は、技術先進国民としての自覚と責任を持ち、社会開発と自然の営みとの調和に寄与でき、価値観の異なる多様な文化に対応できる新しい技術開発に意欲を持つことが必要です。その実現に向けて、両高等専門学校生と、アジア及びEU諸国の学生とが相互訪問やWebネットワークテレビ会議などでチームを組んで交流し、多様な文化と共生できるものづくりのための能力を身につけようとしています。その際、知識を重視する教授型学習から認知的・メタ認知的な素養を重視する体験型学びへの転換を意図してなされる教員の指導力を高める工夫も、評価できる重要な視点です。波及効果の大きなプロジェクトであるこの取組を軸にして、志を同じくする教育関係者の協力関係が、一層進展することを期待します。
(文部科学省HP:http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/gp.htm)
2007年度は、富山工業高等専門学校、富山商船高等専門学校が共同申請した「世界に学び地域に還す、ものづくり環境教育-多文化共生・持続的社会の実現に向けた技術者の使命を学ぶための-」というテーマの取組みが選定されました。
(富山商船高等専門学校http://www.toyama-cmt.ac.jp/)
(富山工業高等専門学校http://www.toyama-nct.ac.jp/)
(以下、文部科学省HPからの転載)
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<テーマ名>
持続可能な社会につながる環境教育の推進
<取組名称>
世界に学び地域に還す、ものづくり環境教育-多文化共生・持続的社会の実現に向けた技術者の使命を学ぶための-
<取組の概要>
地球の持続可能性に警鐘を鳴らす環境問題の解決には,経済システムの変革や市民意識向上とともに,技術革新が不可欠でありその担い手の育成が重要である。
本取組では,「未来志向の環境調和」と「多文化共生」の理念をもち,これからの技術開発の方向性を提言し実行できる技術者の育成を目指す。
富山高専発のNPO法人エコテクノロジー研究会では,「国連・持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」に賛同し地域でESDを推進してきた。その実績やネットワークを活用し,富山商船高専の国際化教育と富山高専のエコデザイン工学教育(JABEE認定)の特長を生かした,文理融合型の新しい技術者育成ESD教育プログラムを開発する。
具体的には,日本・アジア・EUの学生がチームを結成して学び合い,協力して創造的ものづくりを行う過程で,「有効な環境対策」と「文化や価値観」の関係に気づき,グローバルな環境技術開発マインドを身につける教育プログラムである。
<選定理由>
人類の存続にかかわる問題の本質を見抜き、その解決に立ち向かい持続可能な社会を構築する技術者の育成が必要です。本取組は、国連が提唱する持続可能な開発のための教育(ESD)の概念に賛同して、エコデザイン工学教育の伝統を持つ工業高専と国際的視野と語学の素養をもつ文系教育の体制を持つ商船高専とが協力して、上記のニーズに真っ向から取り組む、文理融合型の創造的ものづくり技術者育成ESD教育プログラムを構築し、その実践を通して環境と調和し多くの文化と共生していく技術者を育成する新しい教育方法を提案しています。
その様な技術者は、技術先進国民としての自覚と責任を持ち、社会開発と自然の営みとの調和に寄与でき、価値観の異なる多様な文化に対応できる新しい技術開発に意欲を持つことが必要です。その実現に向けて、両高等専門学校生と、アジア及びEU諸国の学生とが相互訪問やWebネットワークテレビ会議などでチームを組んで交流し、多様な文化と共生できるものづくりのための能力を身につけようとしています。その際、知識を重視する教授型学習から認知的・メタ認知的な素養を重視する体験型学びへの転換を意図してなされる教員の指導力を高める工夫も、評価できる重要な視点です。波及効果の大きなプロジェクトであるこの取組を軸にして、志を同じくする教育関係者の協力関係が、一層進展することを期待します。
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