多文化共生なTOYAMA

多文化共生とは永続的なココロの営み

手作り弁当配達で見守り 障害者が限界集落支援

2013-05-01 11:03:10 | ダイバーシティ
(以下、読売新聞から転載)
===================================
手作り弁当配達で見守り 障害者が限界集落支援

 三好市池田町の社会福祉法人「池田博愛会」の就労支援施設「セルプ箸蔵」の利用者が手作りした弁当やパン、日用品を同町西山地区の高齢者や独居老人宅に配達し、安否確認する取り組みが30日、始まった。県の「障がい者による限界集落サポート事業」で、同法人は今後、効果を見ながら他地区にも広げていく。

 高齢家庭の生活サポートと障害者の生きがいづくりが狙い。同地区は商店も少なく、住民は日用品などの買い物にも苦労しているといい、施設の職員1人と施設利用者2人が電話などで注文を聞き、毎週木、金曜日に配達する。施設利用者は4~6人が交代で担当。荷物を運んだり、次回の注文を受けたりするほか、高齢者の話し相手もこなす。

 この日、同町で行われた出発式では、博愛会の中村忠久理事長が「地域に根付いた事業として育てたい」と決意を語り、「何でもお届け! いろどり屋」と書かれたワゴン車を見送った。

(2013年5月1日 読売新聞)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿