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災害時 学生が通訳ボランティア  津田塾大と小平市 外国人の支援協定

2010-01-19 12:22:09 | 多文化共生
(以下、東京新聞【東京】から転載)
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災害時 学生が通訳ボランティア  津田塾大と小平市 外国人の支援協定

2010年1月19日

協定を結び握手する飯野学長(左)と小林正則・小平市長=小平市役所
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 災害時の在住外国人支援のため、小平市と津田塾大学(同市津田町二)は「災害時における語学ボランティア活動に関する協定」を結んだ。学生が災害時に市の要請に応じ、避難所で市内在住の外国人の通訳をするなどして、ボランティアで支援活動する。(萩原誠)

 市によると、同市内の外国人登録者は一月一日現在で四千二百七十三人。国籍別で見ると、北朝鮮、韓国、中国、フィリピン、ブラジル、アメリカ、ベトナム、タイの順で多いという。

 災害時に言葉が通じないと避難活動に遅れが生じる恐れがあるため、国際交流が盛んな津田塾大の学生や外国人留学生に通訳などで活躍してもらおうと今回の協定になった。ボランティア活動に必要な費用などは小平市が負担する。

 津田塾大の飯野正子学長は「協定は、社会に役立つ人間にとの創立理念に合致し、防災に役立つことは学生にとってもいいこと」とコメント。市は「避難所で言葉が分からず、不安に思う外国人の方も多いと思う。大学の協力で意思疎通が円滑になり、市内に住むすべての人が被災時でも、より安心して過ごせるような街になれば」としている。

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