(以下、中日新聞【三重】から転載)
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日本語ボランティア求む 四日市国際交流センター
2012年7月7日
ボランティア(左)に教わりながら漢字の練習をする外国人の生徒=四日市市の四日市国際交流センターで
写真
四日市市役所北館5階にある四日市国際交流センターで、外国人に日本語を教える市民ボランティアが、土曜と日曜日に慢性的に不足している。双方の思いが一致しないのが要因だが、求職活動や生活のため日本語習得を望む「待機生徒」も生まれており、センターは週末のボランティア確保に努めている。
この取り組みは十三年前から始まり、現在は大学生から八十代の八十三人がボランティアで活動。外国人とペアになり、レッスンの時間を合わせて週に一回実施。平仮名や漢字の書き方、敬語の使い方などを教えている。
センターによると、平日は働き、週末に学びたい外国人が多いが、週末に開いている学習施設はほとんどない。一方、ボランティアは主婦や定年退職した男性が中心で、週末は家族サービスに充てる人が多い。六日現在、八人の外国人がボランティアを待っている。
センターは、四~五人のグループ学習や一人のボランティアに一日で複数人を教えてもらうなどの対策を進める、ただ、グループだと日本語の理解度に差が出たり、レッスン時間が合わなかったりして、「待機生徒」の解消に至っていない。
週末の人員確保は思うに任せないが、ボランティアからは「毎回新しい発見があり、教える側も勉強になることが多い」といった声も聞かれる。
センターは七月下旬~八月上旬にボランティアによる授業を公開して様子を知ってもらう新たな取り組みを計画。担当者は「専門的な資格や知識は要らないので、一度のぞきに来てください」と呼び掛けている。
問い合わせは、四日市国際交流センター=電059(353)9955=へ。
(加藤健太)
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日本語ボランティア求む 四日市国際交流センター
2012年7月7日
ボランティア(左)に教わりながら漢字の練習をする外国人の生徒=四日市市の四日市国際交流センターで
写真
四日市市役所北館5階にある四日市国際交流センターで、外国人に日本語を教える市民ボランティアが、土曜と日曜日に慢性的に不足している。双方の思いが一致しないのが要因だが、求職活動や生活のため日本語習得を望む「待機生徒」も生まれており、センターは週末のボランティア確保に努めている。
この取り組みは十三年前から始まり、現在は大学生から八十代の八十三人がボランティアで活動。外国人とペアになり、レッスンの時間を合わせて週に一回実施。平仮名や漢字の書き方、敬語の使い方などを教えている。
センターによると、平日は働き、週末に学びたい外国人が多いが、週末に開いている学習施設はほとんどない。一方、ボランティアは主婦や定年退職した男性が中心で、週末は家族サービスに充てる人が多い。六日現在、八人の外国人がボランティアを待っている。
センターは、四~五人のグループ学習や一人のボランティアに一日で複数人を教えてもらうなどの対策を進める、ただ、グループだと日本語の理解度に差が出たり、レッスン時間が合わなかったりして、「待機生徒」の解消に至っていない。
週末の人員確保は思うに任せないが、ボランティアからは「毎回新しい発見があり、教える側も勉強になることが多い」といった声も聞かれる。
センターは七月下旬~八月上旬にボランティアによる授業を公開して様子を知ってもらう新たな取り組みを計画。担当者は「専門的な資格や知識は要らないので、一度のぞきに来てください」と呼び掛けている。
問い合わせは、四日市国際交流センター=電059(353)9955=へ。
(加藤健太)
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