(以下、毎日新聞【埼玉】から転載)
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原口沙耶さん:県立川口高ボランティア同好会の高1女子が日本語教師 /埼玉
日本語教師は高校1年生--。県立川口高校ボランティア同好会の原口沙耶(さや)さん(16)が、毎週土曜の午前中、教室で外国人に日本語を教えている。川口市には県内で最も多くの外国人が住む。同好会代表の茂木行雄教諭(58)は「最初は戸惑っていたが、相手のレベルに合わせながら教えられるようになった」と、原口さんのさらなる活躍に期待を寄せる。
同好会は教諭と生徒によって8年前に設立され、毎年20~30人の外国人が通ってきた。「それぞれレベルが異なるためマンツーマンの指導が必要」(茂木教諭)だが、日本語教室の多くは駅周辺に集中しているため、同校近くに居住する外国人には根強いニーズがあるという。
現在の会員は教諭2人と生徒5人。今は中国人3人、ベトナム人とフィリピン人の計5人が通っているが、3年生の4人が進学準備で活動を休止しているため、今は生徒の先生役は原口さんだけだ。
原口さんがもっぱら教えるのは、フィリピン人の田中マリア・クリスティーナさん(28)。今時の高校生らしく、電子辞書と携帯電話で、漢字の書き順や熟語などを手際よく調べ、瞬時に画面を示す。時々、「エクスポート(輸出)」「キッチン(台所)」などの英単語も飛び交う。クリスティーナさんは「もっと日本語がうまくなり、通っている教会で通訳として役に立ちたい。楽しく学んでいます」と笑顔だ。
県内の日本語教室は約120、川口市内にもJR川口駅を中心に10カ所以上あるというが、高校にあるのは珍しいという。原口さんは「私も外国の文化を学ぶことができる。将来は養護学校の先生になりたい」と話す。【鴇沢哲雄】
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原口沙耶さん:県立川口高ボランティア同好会の高1女子が日本語教師 /埼玉
日本語教師は高校1年生--。県立川口高校ボランティア同好会の原口沙耶(さや)さん(16)が、毎週土曜の午前中、教室で外国人に日本語を教えている。川口市には県内で最も多くの外国人が住む。同好会代表の茂木行雄教諭(58)は「最初は戸惑っていたが、相手のレベルに合わせながら教えられるようになった」と、原口さんのさらなる活躍に期待を寄せる。
同好会は教諭と生徒によって8年前に設立され、毎年20~30人の外国人が通ってきた。「それぞれレベルが異なるためマンツーマンの指導が必要」(茂木教諭)だが、日本語教室の多くは駅周辺に集中しているため、同校近くに居住する外国人には根強いニーズがあるという。
現在の会員は教諭2人と生徒5人。今は中国人3人、ベトナム人とフィリピン人の計5人が通っているが、3年生の4人が進学準備で活動を休止しているため、今は生徒の先生役は原口さんだけだ。
原口さんがもっぱら教えるのは、フィリピン人の田中マリア・クリスティーナさん(28)。今時の高校生らしく、電子辞書と携帯電話で、漢字の書き順や熟語などを手際よく調べ、瞬時に画面を示す。時々、「エクスポート(輸出)」「キッチン(台所)」などの英単語も飛び交う。クリスティーナさんは「もっと日本語がうまくなり、通っている教会で通訳として役に立ちたい。楽しく学んでいます」と笑顔だ。
県内の日本語教室は約120、川口市内にもJR川口駅を中心に10カ所以上あるというが、高校にあるのは珍しいという。原口さんは「私も外国の文化を学ぶことができる。将来は養護学校の先生になりたい」と話す。【鴇沢哲雄】
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