(以下、毎日新聞【滋賀】から転載)
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日本語教室:外国人失業者向け始まる ブラジル、中国など40人受講--草津 /滋賀
失業した外国人に日本語を学んでもらおうと、毎日講義する無料の日本語教室が草津市の多文化共生支援センターで始まった。昨年度開始の県の緊急雇用創出事業を利用した市の委託事業で、失業中の講師経験者2人を新規雇用し、毎週火曜-土曜の午前、午後に1時間半ずつ教えている。
21日に開講し、早くもブラジル人や中国人など20~40歳代の失業者約40人が受講している。入門クラスから、敬語会話まで学ぶクラスまでレベル分けされ、プリントなどを使って学んでいる。
教壇に立つ恩地美和さん(54)は、94年から週1回の日本語教室を続けるボランティアグループの代表。時給1500円で交通費支給も有給休暇もないが、「生徒が熱心なので教えるのが楽しい。ボランティアだけでは毎日はできなかった」と喜ぶ。もう1人の講師もグループのスタッフだ。
また、センターには、雇用創出事業で県が新しく雇った外国人労働者向け就労支援員、岩城輝雄さん(67)も常駐する。岩城さんはハローワークや就労サポートセンターの元相談員で、旧知の中小企業を回って求人を開拓している。「日本語を学んでもらい、年度末までに何とか数人は就職させたい」と意気込む。
同センターは教室で日本語を教えるボランティアも募集している。31日から計5回の指導者養成講座(無料)もある。問い合わせはセンター(077・561・5110)。【稲生陽】
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日本語教室:外国人失業者向け始まる ブラジル、中国など40人受講--草津 /滋賀
失業した外国人に日本語を学んでもらおうと、毎日講義する無料の日本語教室が草津市の多文化共生支援センターで始まった。昨年度開始の県の緊急雇用創出事業を利用した市の委託事業で、失業中の講師経験者2人を新規雇用し、毎週火曜-土曜の午前、午後に1時間半ずつ教えている。
21日に開講し、早くもブラジル人や中国人など20~40歳代の失業者約40人が受講している。入門クラスから、敬語会話まで学ぶクラスまでレベル分けされ、プリントなどを使って学んでいる。
教壇に立つ恩地美和さん(54)は、94年から週1回の日本語教室を続けるボランティアグループの代表。時給1500円で交通費支給も有給休暇もないが、「生徒が熱心なので教えるのが楽しい。ボランティアだけでは毎日はできなかった」と喜ぶ。もう1人の講師もグループのスタッフだ。
また、センターには、雇用創出事業で県が新しく雇った外国人労働者向け就労支援員、岩城輝雄さん(67)も常駐する。岩城さんはハローワークや就労サポートセンターの元相談員で、旧知の中小企業を回って求人を開拓している。「日本語を学んでもらい、年度末までに何とか数人は就職させたい」と意気込む。
同センターは教室で日本語を教えるボランティアも募集している。31日から計5回の指導者養成講座(無料)もある。問い合わせはセンター(077・561・5110)。【稲生陽】
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