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多文化共生とは永続的なココロの営み

被災地に絵本 ママ友の輪

2011-08-19 10:57:36 | 多文化共生
被災者のニーズをたくさんの人・NPOでつないでいこうというプロジェクト。
http://blog.canpan.info/tsunapro/category_1/
↑こちらもご参照くださいませ。(転載記事とは関係ありません)

(以下、読売新聞【千葉】から転載)
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被災地に絵本 ママ友の輪

横浜・阿部さん呼び掛けに800冊

集まった絵本などを整理する阿部さん(右奥2人目)らママ友の親子たち(都筑区内で)

 東日本大震災の被災地に絵本を送ろうと、横浜市都筑区の保育園で知り合った母親たちが協力を呼び掛けたところ、約800冊の本が集まった。

 中心となって呼び掛けたのは、同区茅ヶ崎中央のウェブデザイナー阿部知子さん(37)。大震災に衝撃を受け、ボランティアの参加を考えたが、「私には力もなく、炊き出しも出来そうにない。現地へ行っても足手まといになる」と悩んでいた。

 それでも被災地の役に立ちたいと思っていたところ、仙台市のNPOが避難所に絵本を送る活動をしていることを知った。「みんなでやれば、まとまった数が送れる」と、保育園の「ママ友」約10人に協力を求めた。

 声をかけたママ友は、さらに知り合いのママ友に声をかけた。ハワイの友人も現地で呼び掛けてくれ、180冊を送ってくれた。集まった本は500冊以上になった。

 5月末、阿部さんたちは、年齢別に本を仕分けしてリストをつけ、被災地に約450冊を発送。子どもたちも、かわいいイラストなどが入った応援のメッセージを書き、本と一緒に送った。

 その後も支援の輪は広がり、絵本や子ども向けの本が次々に届いている。残りの本も発送の準備を進めている。

 「ハワイの英語の本も、被災した外国人の子どもらに喜ばれていると聞き、うれしかった」と話す阿部さんは、「私のように、自分のできる『何か』を探していたママさんがたくさんいることを知った」と驚く。今回の経験から、無理をせず自分に出来る支援が見つかればと、様々な支援活動を紹介したサイト(http://www.love‐japan.biz/)を開設した。
(2011年8月19日 読売新聞)

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