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「外国人向けマップ作製 津の国際交流団体連」

2008-03-27 17:20:47 | 多文化共生
 こういった生活情報マップは行政では作成できないため、地域国際化協会の取り組みが期待される。

(以下、中日新聞【三重】から転載)
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「外国人向けマップ作製 津の国際交流団体連」

2008年3月27日
(写真)
津市の外国人住民向けに生活マップを作製したメンバーら=津市大谷町で

 津市に住む外国人向けに「三重国際交流団体連絡会(MIEC21)」のメンバーら市民5人が、災害時の避難所や応急診療所などの情報を盛り込んだ生活マップを作った。メンバーは「地域の公共施設を利用する際や、急病などで困った時の助けになれば」と話している。

 津市ではブラジルや中国、フィリピンなどの約9200人が外国人登録している。マップはA2判で、外国人が多く住む市中心部と河芸・白塚地域、久居・高茶屋地域の3カ所を英語と日本語で案内。市役所や公民館など行政施設のほか、学校、銀行、母国の情報が手に入るインターネットカフェ、避難所なども分かりやすい記号で紹介した。

 外国人向けマップは、1993年にも同連絡会の山根一枝会長らが作ったことがある。津市の合併や外国人の増加を受け、市国際交流協会が新たに作製を委託した。他市のマップや外国人の意見も参考にし、昨年9月から作業を進めた。

 マップは500部準備し、市民交流課や市民課の外国人登録窓口などで希望者に無料で配る。

 山根会長は「同じ街に住んでいるのだから、情報交換して困ったときには助け合えれば」と話す。メンバーは2008年度にポルトガル語版も作りたいとしている。

 (吉田優美恵)

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