(以下、中日新聞【富山】から転載)
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高岡情報 ポルトガル語で 市がブラジル人用ガイド
2010年5月28日
高岡市発行のポルトガル語版ガイドと、翻訳などを担当した木口さん=高岡市役所で
写真
役所手続きなど解説
市内の外国人の半数以上をブラジル人が占める高岡市は、同国人住民向けの生活ガイドブックを発行した。日系ブラジル人の支援団体「富山日伯交流友の会」会長で、市内に住んで二十年になる翻訳業木口実さん(40)=野村=がポルトガル語訳を手掛けた。 (佐久間博康)
冊子は市役所や市国際交流センター、市内のブラジル料理店などで配布する。これまで、ポルトガル語訳入りの観光用や市役所の手続きを紹介した冊子はあったが、生活全般にわたるブラジル人向けガイドはなかった。
ガイドの制作に当たり、市は木口さんと協力し、市内在住のブラジル人三百人を対象にアンケートを実施。掲載する情報を選ぶ上での参考にした。
外国人登録や保険など市役所での手続きを中心に、市の歴史や文化、コミュニティー施設などを紹介。ガイドを開きながら市の窓口担当者などへの質問がしやすいようにと、左ページにポルトガル語、右ページに対応する日本語を表記する形にした。
木口さんは「生活するにはしっかりした情報が必要。たくさんの声を反映させていい物ができたので、多くの人に活用してもらいたい」と話している。
冊子はA5判、百四十三ページ。ふるさと雇用再生特別基金事業を活用し、四百五十万円で千部を発行した。
県内には三千二百四十七人(二〇〇九年末時点)のブラジル人が居住。高岡市内には県内最多の千四百五十七人(今年四月時点)が住み、在住外国人の51・7%を占める。
=====読売新聞【富山】===================
ブラジル人向け生活ガイド
日系人が編集協力
発刊されたブラジル人向けのガイドブック
高岡市は、同市の登録外国人の半数以上を占めるブラジル人向けに「暮らしの実用ガイドブック」を作成した。富山日伯交流友の会会長で日系ブラジル人の木口実さん(40)(高岡市野村)が市内のブラジル人たちから聞き取り調査をして要望を反映させ、翻訳も手がけた。
ガイドブックはA5判、144ページで、1000部作成。ポルトガル語と日本語による説明が併記されている。市での外国人登録の仕方や証明書の発行手続き、税金の仕組み、生活保護、医療制度、こども手当などの行政関係からごみの出し方などを網羅。要望を受けて市の歴史、文化や祭り、文化・スポーツ施設の紹介も加えた。市役所の外国人相談コーナーや市内のブラジル料理店などで無料配布される。
県によると、同市内には昨年末現在で、県内在住のブラジル人3247人の半数近い1594人が住んでいるが、日本語を十分に話せる人は少ない。
木口さんによると、一時は2000人以上いた市内のブラジル人は、リーマンショック以降の世界不況の影響で職を失い、減少してきたが、最近は雇用も回復傾向にあり、高岡に定着して暮らそうとする人が多いという。
(2010年5月28日 読売新聞)
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高岡情報 ポルトガル語で 市がブラジル人用ガイド
2010年5月28日
高岡市発行のポルトガル語版ガイドと、翻訳などを担当した木口さん=高岡市役所で
写真
役所手続きなど解説
市内の外国人の半数以上をブラジル人が占める高岡市は、同国人住民向けの生活ガイドブックを発行した。日系ブラジル人の支援団体「富山日伯交流友の会」会長で、市内に住んで二十年になる翻訳業木口実さん(40)=野村=がポルトガル語訳を手掛けた。 (佐久間博康)
冊子は市役所や市国際交流センター、市内のブラジル料理店などで配布する。これまで、ポルトガル語訳入りの観光用や市役所の手続きを紹介した冊子はあったが、生活全般にわたるブラジル人向けガイドはなかった。
ガイドの制作に当たり、市は木口さんと協力し、市内在住のブラジル人三百人を対象にアンケートを実施。掲載する情報を選ぶ上での参考にした。
外国人登録や保険など市役所での手続きを中心に、市の歴史や文化、コミュニティー施設などを紹介。ガイドを開きながら市の窓口担当者などへの質問がしやすいようにと、左ページにポルトガル語、右ページに対応する日本語を表記する形にした。
木口さんは「生活するにはしっかりした情報が必要。たくさんの声を反映させていい物ができたので、多くの人に活用してもらいたい」と話している。
冊子はA5判、百四十三ページ。ふるさと雇用再生特別基金事業を活用し、四百五十万円で千部を発行した。
県内には三千二百四十七人(二〇〇九年末時点)のブラジル人が居住。高岡市内には県内最多の千四百五十七人(今年四月時点)が住み、在住外国人の51・7%を占める。
=====読売新聞【富山】===================
ブラジル人向け生活ガイド
日系人が編集協力
発刊されたブラジル人向けのガイドブック
高岡市は、同市の登録外国人の半数以上を占めるブラジル人向けに「暮らしの実用ガイドブック」を作成した。富山日伯交流友の会会長で日系ブラジル人の木口実さん(40)(高岡市野村)が市内のブラジル人たちから聞き取り調査をして要望を反映させ、翻訳も手がけた。
ガイドブックはA5判、144ページで、1000部作成。ポルトガル語と日本語による説明が併記されている。市での外国人登録の仕方や証明書の発行手続き、税金の仕組み、生活保護、医療制度、こども手当などの行政関係からごみの出し方などを網羅。要望を受けて市の歴史、文化や祭り、文化・スポーツ施設の紹介も加えた。市役所の外国人相談コーナーや市内のブラジル料理店などで無料配布される。
県によると、同市内には昨年末現在で、県内在住のブラジル人3247人の半数近い1594人が住んでいるが、日本語を十分に話せる人は少ない。
木口さんによると、一時は2000人以上いた市内のブラジル人は、リーマンショック以降の世界不況の影響で職を失い、減少してきたが、最近は雇用も回復傾向にあり、高岡に定着して暮らそうとする人が多いという。
(2010年5月28日 読売新聞)
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