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4カ国語の防災DVD 大震災受けて制作 福岡市の外郭団体

2011-06-15 09:51:01 | 多文化共生
(以下、西日本新聞から転載)
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4カ国語の防災DVD 大震災受けて制作 福岡市の外郭団体
2011年6月15日 01:08

福岡国際交流協会が制作した多言語防災DVD

 東日本大震災を受け、福岡市の外郭団体・財団法人福岡国際交流協会は、外国人に地震や水害から身を守る方法と備えを知ってもらう防災DVDを制作した。日英中韓4カ国語の音声、字幕に切り替えられる。400枚を福岡都市圏の大学や日本語学校などに無料で配るほか、同協会のホームページでも閲覧できる。大震災を機に新たに作られた多言語防災DVDは、全国で初めてという。

 同市の2010年末時点の外国人登録者数は約2万4400人で、1989年末と比べ約2・6倍に増加。地震になじみの薄い国から来て、大震災で不安を感じている人も多いことから、4月に急きょ、同DVDづくりに着手した。制作費は約120万円。

 映像は9分間。地震▽水害▽日常-の備えで構成し、市在住の外国人たちが出演。地震では「テーブルや机の下に身を隠す」「火災を防ぐためガス器具やストーブを消す」、水害では「建物の2階以上に避難する」などと紹介している。日ごろから小学校や公民館の避難場所を確認しておいたり、市民防災センター(早良区)での講習を受けたりすることも勧めている。

 DVDには、外国人学生に日本、福岡市での日常生活のルールやマナーを示した16分間の「暮らしのヒント」編も収録されている。

=2011/06/15付 西日本新聞朝刊=

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