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絵本:母国語で読み聞かせを 外国人の子供ら100人楽しむ

2009-02-23 13:03:22 | 多文化共生
(以下、毎日新聞【三重】から転載)
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絵本:母国語で読み聞かせを 外国人の子供ら100人楽しむ--津 /三重

 外国人の子どもに母国語で絵本の読み聞かせをする催しが22日、津市一身田上津部田の県総合文化センターで開かれた。約100人が絵本を楽しんだ。

 県内のNPOなど198団体でつくる「みえ生涯学習ネットワーク」が、日本では読む機会が少ない母国の本を楽しんでもらおうと企画した。

 本は、中国、タガログ、ポルトガル、スペインの4カ国語の計100冊を、外国から取り寄せたほか県立図書館から借りるなどした。会場では、カーペットに座った子どもたちに、ボランティアが絵本をゆっくりめくり、感情を込めながら読み聞かせた。子どもたちはうれしげで、同行の父母も母国の懐かしい話をほほえみながら聞いた。

 ブラジル国籍で津市久居新町の小学3年、サカキ・ビアンカさん(9)は「ブラジルの絵本はほとんど読んだことがないので、とても楽しかった」と満足そうだった。このほか、高校生が作った絵本などの展示もあり、訪れた約350人が本を楽しんでいだ。【山口知】

〔三重版〕

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