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JAC、グローバル人材採用に関するアンケート調査結果を発表

2010-11-19 18:27:49 | 多文化共生
(以下、日本経済新聞から転載)
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JAC、グローバル人材採用に関するアンケート調査結果を発表

~JAC グローバル人材採用に関するアンケート~
国際化の取組みを実施または検討中の企業が70%
国籍に関わらず人材を採用する企業が73%

 人材紹介の株式会社 ジェイ エイ シー リクルートメント(代表取締役社長・田崎ひろみ、本社・東京都千代田区、以下「JAC」)は、グローバル人材採用に関するアンケート調査を実施しました。この調査は、JACが10月上旬に自社の顧客企業を対象として実施したもので、日系企業215社、外資系企業73社、合計約290社から回答を得ました。

【調査結果概要】

■国際化への取組みを行っているまたは検討している企業は合計70%超
 国際化への取組みを「行っている企業(57.6%)」と、「まだ行っていないが検討中の企業(12.8%)」を合わせると70.4%に達することがわかりました。
 日系企業のみで同様の数値をみた場合も合計が67.3%に達しており、国際化への対応が必須であると考える企業が圧倒的に多いことがわかりました。

■取組み内容では、日系企業、外資系企業とも「国際化の戦力となる社員の採用」が上位に
 国際化の取組みとして「行っている・検討している」内容を上位からみると、1位は「国際化の戦力となる社員の採用(66.7%)」、2位は「海外取引先の開拓(56.6%)」となりました。日系企業、外資系企業を別々にみた場合も、「国際化の戦力となる社員の採用」が共通して上位3位内に挙がっており、重点を置いていることがわかります。

■日系企業、外資系企業とも、70%超の企業が国籍にかかわらずボーダレスに人材を採用
 国際化の戦力として日本人と外国人のどちらを採用されるか尋ねた設問では、73.1%の企業が「国籍に関わらず採用」と回答。
 日系企業、外資系企業それぞれをみても、日系企業の72.5%、外資系企業の75.5%が同様に回答しており、ボーダーレスに戦力確保を進める姿勢がうかがえます。

■グローバル人材に求めるスキルは「語学力」「適応力」「専門性」の3つ
 グローバル社員採用時に重視する点を尋ねたところ、日本人、外国人ともに「語学力」に次いで、「適応力」「専門性」の3つが重視される結果になりました。

■グローバル人材として採用している外国人の国籍は「中国」が約50%でトップ
 採用する(または採用した)外国人の国籍は1位が47.1%の「中国」、2位が19.0%の「韓国」となりました。
 さらに日系企業のみに注目してみると、中国が55.4%、韓国が21.7%という結果となりました。
 この結果から、日系企業では経済力のある近隣マーケットを狙った採用戦略が採られていることがうかがえます。

■グローバル人材採用に伴う取組みのトップは「人事制度・給与体系の整備」
 グローバル人材を採用することに伴う取組みは、1位が「人事制度・給与体系の整備(38.0%)」、2位が「選考基準設定(35.5%)」、3位が「住居・家族の生活環境のサポート(24.8%)」となり、この順位は日系企業、外資系企業に分けた場合も同様でした。


【調査の概要】
 調査対象:JAC顧客企業 経営者・人事・海外部門ご担当者様
 調査方法:メールによる調査票の配布・回収
 調査期間:2010年10月7日~10月13日
 有効回収数:290社(内訳:日系企業 215社、外資系企業 73社、その他 2社)

以上

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