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音楽ビジネスはレコードからライブへ

2009-09-13 12:14:40 | 音楽・アート
ビートルズのリマスター版が発売されたというニュースをNHKが盛んにやってました。そんなに大騒ぎするほどのものだろうか?と思ったりもするんだけど,経済効果があるのかしら?。でも買うのは年配の人がほとんどなんだろうなぁ…。
若い人が音楽にどのようにお金を使うか?というのはどうも年寄りからすると判りにくくなっているように思います。ブライアン・イーノへのインタビューが興味深かったのですが,「既に音楽に歴史は無い」とか「レコードが安価になり音楽が水の様になった」とかいわれると,レコードビジネスは若い人向けには難しくなってるのだろうなと思います。
一方で「パフォーマンスが重要になっている」みたいは話はとても興味深いです。
などと思いながら一方でyoutubeに優れた音楽映像作品が投稿されているのとか見ると,音楽と映像が新たなアートというか,つまり音楽も既に映画とかのように,複数の人が協力し合って作る総合作品になってるのだなぁなどと思います。単純に音楽をCDに焼いて売ってもそれは記録やプロモーションとしては重要なものですが,メインのビジネスにはなりにくい。そしてリスナーは映像も含めた総合的な作品を求めている。でもyoutubeの作品にも普通はお金は払わない…と。
そういう中で映像など作りこまれた部分,またはコンピュータミュージックの様にやっぱり作りこまれた部分とライブパフォーマンスってどういう風に融合していくのだろう?と思っていたら初音ミクのライブの映像を見て,これはおもしろいなぁと。まぁこれもボーカルが打ち込みなので生演奏ではないのですが,映像が打ち込みに生演奏感を与えるのに成功してるのではないでしょうか?
わたしはジャズなどを演奏していたせいか,すべてあらかじめ用意している音楽を結構低く見ていて,全部打ち込みのライブなどは,レコードをかけているのと同じじゃないか?とか思っていたりします。もちろんレコードをライブ会場で聴いても,会場の一体感がうまく出れば,それなりに楽しめるとは思いますが,なかなかそうならないのが実際でしょう。でもこの映像を見るとたぶんあらかじめ打ち込まれたボーカルでもたぶん会場は盛り上がり一体感が出たのではないか?という気がします。
もちろんこういうライブは初音ミクみたいなものに限らず,これまでの歌手も用意された映像に合わせてパフォーマンスをしたりしてきてる様です。寡聞にもわたしはあまりそういうライブを実際に観てないのであまり実感が無かったのですが,結構ライブパフォーマンスも以前とは大きく変わってきたのだなぁと思いました。音楽もこうやって新しい表現形態になり,そしてリスナーがお金を払っても音楽接するような場があれば,それはそれで未来は明るいのかもしれません。
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