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上京

2005-08-18 17:03:50 | 所感
今週TFMを聴いていて,月曜とか火曜とか…なぜか「上京」と言うテーマで喋ったり曲を取り上げてました。「上京」ですか…。
興味深かったのが福山雅治が出てきて自分の上京の時の様子を喋っていたこと。というかこの人前もこの話してました。20万円をもって東京に来たって話…。福山雅治は地方から東京へ出てきて一華上げたミュージシャンというイメージなのか…とか。念のため福山雅治を悪く言ってるつもりはないので,誤解しないでください。わたし自身は福山雅治は好きです。
以下,自分の話…。
わたしは中学から甲斐バンドにはまることで音楽に目覚めていったのですが,甲斐バンドの三枚目のアルバム「ガラスの動物園」は非常に「上京」というテーマが色濃く出ていたと思います。九州から出ていった若者が東京に対して感じる思いを歌詞に強くのせた曲がたくさん入ってました。ちなみにジャケット写真はまだビルが少なく空き地だらけの新宿高層ビル街。当時九州で多感な高校生をやっていたわたしは「東京は怖いところだ」と思ってました(笑)…。たぶん。
はじめてわたしが東京(というか関東)に行ったのは大学受験の二年目,滑り止めを受けに行きました。大学は千葉に近いところでしたが,受験を目の前にしながら,池袋とかお茶の水とか新宿の楽器屋を回ったのを覚えてます(^^;)…。まぁ一応その大学も通り,第一希望にも通ったのでいいんですが…。
結局大学は福岡だったので,上京…ということにはなりませんでした。というより,わたし的には実家の熊本を離れ福岡の大学に出たときの方が,妙な感傷があったように記憶してます。福岡も熊本に比べると十分に都会…っていうのもあるんですが,やっぱり親元を離れるっていうのが結構影響強いようです。
大学時代は大学3年の時,あとは院に行って2,3回東京の方へ行ったように記憶してます。後は就職になってから。就職する年の3月31日に片道の飛行機の切符で大阪(研修が大阪だったので)に行ったときはちょっと感傷あったかなぁ…って気はします。
で…,自分自身東京というか関東に10年以上住んでいて,そして東京生まれ東京育ちの知り合いとかも多い現状とかを鑑みると実は「もう今更上京じゃねぇだろ」とかいう思いがあります。地方出身者が上京して成功するって図式は,いかにも前時代的というか出稼ぎ…っていうイメージというか…。なので,今週TFMでそんなテーマをやっていたが,妙に印象強かったというか…。わたしの場合も親元を離れるときはともかく,それ以降は何となくこちらに来ていた…って感じというか…。
もっとも今でも日本の音楽の中心は東京なので東京に出てこないと全国的な成功は望めない…というのは変わりありませんが…。
まぁでも帰省ラッシュとか見てると,地方から上京してきてる人は今でも多いんだろうなぁ…とかは思いますが…。
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