たろの日記ページ,gooブログ版

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子育ての思想

2011-05-14 12:11:30 | 育児・教育
趣味Webの「母は動じなかった」という文を読んですごいなぁと思いました。この方は現在30歳過ぎぐらいの様ですが,自分の母親が自分たちをどう育てたか?という想い出。下のほうに「幼少の思い出」という文が四つリンクされてますが,それも同じようなもので同じく感心しました。子育てにおいて子供に危険なものを丹念に教えるけど,教えたら自由にさせる。「命のリスクを徹底的に嫌悪して制限と監視を強化していけば、人は人らしく生きられなくなる」と思ってたらしいと書かれてます。

そのほかにもいろいろと感銘を受けることがかかれてます。というか感心はするのだけど,自分は親としてこの様に子供を育てることが出来るだろうか,とむしろ不安に思ってしまいました。

流石に人為的ではない事故にあって子供が怪我をした時や病気でひどい目にあったときに,無理やり誰かのせいする…ということはしたくないと思ってますが,それでももしそういう場面になったら何かやってしまうかもしれないし,子供の自主性を育てたいと思うけど,でも,そこまで子供を信じて放任することが出来るだろうか…というのは今でも思います。

もちろんここに書かれた文は子供から観た母親像なので,実際は母親は子供に気づかれない形で子供を結構監視していたのかもしれません。でもそう子供に思わせてないのは見事です。

それにしてもこの母親はいくつなんでしょう。Webの人が30歳くらいなら,もしかしたら私よりちょっとだけ歳上なだけかもしれません。でもいまどきの人がそういう考え方が出来たのだろうか?とも思います。

私の親はもう80を越えてますが,戦争を体験していてまた兄弟を小さい頃になくしたりとか,そういう時代だったので,子供が死ぬことはありえる…というようなことを考えていても不思議ではありません。でも自分はどういう考えの下に育てられたのか…とか聞いたことないし,今となってはどうなんだろう…とも思います。まぁ私は子供の頃からだが弱かったし,子供が死ぬこともあった時代だから,特に思想が無くても,生死というのは運命みたいなものだ…とかは思っていたかもしれません。

いろいろ思いました。
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