たろの日記ページ,gooブログ版

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晩婚とか少子化とかの原因

2009-04-17 00:41:26 | 社会
晩婚とか少子化とか,結婚できないとか,長らく日本の問題になってます。最近は何でも不況のせいにするのが流行ってるので,少子化も不況のせいにする人がいますが,今の不況の前から少子化は問題です。格差は今の不況の前からあったから,って突っ込みを受けそうですが,じゃぁ高給取りは,子沢山ですか?という疑問も浮かびます。
一方で社会保障制度の問題から,日本の将来,歳をとったら暮していけないという人もいますが,歳をとったときに社会が信用できないなら,子供を作ってそれに備えるのが,これまでの社会だったのでは?と思うと,まだまだ日本の社会制度も信用されてるのだなと思います;-p。
子供を育てるのに現在の日本はかなり高コストです。三人乗りの自転車の話を昨日書きましたが,自宅の近所の託児所が一杯で子供を預けられず,また共働きなので,遠くの託児所まで子供を預けに行って,そのまま働きに出る両親。タクシーなんか使えませんよね。確かに三人乗りは仕方ないかも知れません。
収入が十分にある夫婦は子供をつくってるか?という疑問,でも都会では収入が多くても夫婦が共働きだったりします。収入的な点で共働きなら,どちらかがたくさん稼げばどちらかは専業主婦(夫)になるんでしょうが,自己実現のために働いていたら,収入が多かろうが共働きでしょう。共働きだと,子供を預けたりする必要があるので,ますます子育は高コストになります。
この辺の問題は結局のところ日本が戦後進めてきた核家族化の弊害に集約される気がするのですがどうでしょう?。もし家族が三世代で,両親が働いている間の子供の面倒は祖父母がみたり,また祖父母の生活コストも働いている夫婦がみるという形だったら,少子化の話も高齢者の話も結構片付く気がします。
結局子育も高齢者の面倒も本来は家族の問題だったのが,家族外へ押し出されたために社会問題になるし,コストも高くなってるのが現状ではないでしょうか?。
だからと言ってまた三世代家族に戻ろうって言っても無理があります。核家族が企業が労働力を効率よく集められるように,仕組まれたものじゃないか?という気はしますが,我々は職業選択の自由が人権だと教育され,そう思い込んでいるので,今更元には戻れません。特に四十くらいで隠居するような昔じゃなくて,六十過ぎても働くような現在では,労働者の親も働いてますから,ますます一緒に住めません。夫婦でも共働きだと,一緒に住めなかったり,するくらいですから;-<。
結局答えがないというか特に共働きの場合は絶望的に解決策が見当たりません。まぁ出来るだけ通勤に時間がかからないところに住んで,夫婦で子供の面倒が見れるようにすべきなんだろうけど,これも夫婦が近くで働いているとは限らないし,家賃とかの問題もあるのだよなぁ。
コメント
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