たろの日記ページ,gooブログ版

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経済学者とは何する人?

2008-10-28 22:16:26 | 時事
山口先生が今の経済状況がどれくらい予想されていたか?っていうのを書いてました。結論から言うと,ほとんどあたっているものがないそうで。あっ,一人くらいいたのか。でもいつもあたっているってわけでもない様子。
さて,わたしはいつも「経済のことがわからない」と書いてますが,こういうのをみると,本を書いている人とかでも経済のことがわかっているんだろうか?という気もします。もちろんわかってなくても,財務関係の官僚や銀行や企業とかは金融とか投資とかやる必要があり,何らかの予想とかしなくてはいけないのはわかります。それで過去の動向とかを知識として知っている人に意見を求めるのはわからないでもないですが…。でもそこで求められるような人が本当はいるのだろうか?という気はします。
こんなにあたらないとしたら,経済学者というのはどういう学者なんでしょうか?。過去の経済の事象を勉強して,何か法則を導き出しているってことでしょうか?。でもその法則は未来予想には使えないってことなんでしょうか?。
自然科学は観測される事象から法則を仮説として導き出し,それを追試可能な形で確かめて始めて理論が認められます。でも経済学はおそらく追試可能な形では実証できません。ってことはその学者が唱える説の正しさは,もっともらしさで評価されるってことなんですかね?。
まぁ実際に起きている社会のことですし,さらにその社会には人間がいるわけで,仮説を立てても,その仮設を読んで行動する人がいたら,その仮説は影響を受けるので,そういう意味では,正しく求まらないものだという気はします。金儲けは,人の金を自分のところに持ってくることだとすれば,常に人の裏をかく形で発展するわけですから,そもそも法則なんて抽出できるはずもないということになります。
というのが,そういうことかな?と思う経済ですが,でも経済学者やその人たちが書いた本は大量に今でも出版されているんですよね。なんか妙な世界だなぁと思います。
ちなみに人間は物事を簡単にして理解しようとするので,そこに法則を求めるわけですが…,経済ってそういう風に理解できるものなんだろうか?と思うと,学問として面白いものなのかな?という気もします。
コメント
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