たろの日記ページ,gooブログ版

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日本はいつから金持ちという認識になってるのだ?

2008-09-24 21:31:08 | 時事
麻生総理が誕生しました。総裁選は,まぁ予想通り。ちょっと大差つきすぎでそこが懸念といえば懸念だけど,ほかにいないでしょ?と思ったのはわたし以外にも多かったいう事でしょう。まぁ支持した人は責任を取って勝手に見放すなよ,と言いたい。というか,一応私は福田さんのときも,まぁ福田さんでいいんじゃないの?(安倍さんはあまり支持してなかったけど)と思ったので,結構支持してたのだけど,マスコミの通りになったとたん,手のひらを返したように批判を始めたのには,もう辟易しました。そいうのを無責任というのではないかと。もっとも最初からだれも支持しないとかいうのも,どうかと思いますが。
そんなとりえあず,日本の情勢ですが,世界的にはアメリカの金融破たんの問題とか,アフリカの問題とか,東南アジアの米の高騰とか。世界が経済的にグジャグジャになってくると急に日本の財布をあてにするような論調が日本国内から出てくるのが不思議です。
今回の総裁選でも,地方やその他のある種の業種への,ばら撒きみたいな話が結構でていて,これは民主党のほうも言っているので,世論的には緊縮よりも国のお金の放出を期待しているような。
なんというか,いつの間に日本はこんなに金持ちになったのか?というか。四,五年前までは日本は返せないくらいの借金を抱えていて,みんなは将来に失望していたのではないか?。国債をどう減らすか?が政府の大きな課題だったのじゃないか?という気がするのですが,いまそういう話はだれもしなくなりました。埋蔵金とかいうのが数十兆円あるとかで,それを使えばいいじゃないか?とかいう話もありますが,そういうのは国債を返すのに使うんじゃないのか?とか,プライマリーバランスはどうなってるのとか?とそういう議論は棚上げでしょうか?。
というのは皮肉で,実は国債があっても,そんなに怖くない。外貨準備高も結構あるし,緊縮はかえって経済の萎縮を起こすので,ばら撒きでもやったほうがよくなる部分もあるんじゃないの?というのは私は以前も書いたように思います。この辺はわたしは良くわかりません。緊縮とばら撒きとどちらが経済的に良いのか?。経済が国内に閉じている場合と,今のようなグローバリゼーションのときは違うと思うし,アメリカの昨今の様子とかを見ていても,経済の専門家がいじってもうまくいったり破綻したりしてるので,経済の正解などだれもわからないのかもしれません。
そういう意味では,ばら撒きがいいのか,緊縮がいいのか,増税がいいのか,自由競争がいいのか,格差是正がいいのかさっぱりわからないのですが,困るのは,その時々に世論がどれかに大きく流れてしまって,対案がほとんど議論されないこと。だから政治家もその時々でどれかに大きく流れて,与党も野党も同じことを言って,選挙をしても選択肢が無いということ。
おそらくそのうち総選挙があるでしょうが,そのときもそのときに大きく言われている流行の政策を両党が挙げるのでしょう。
世の論客や,社会経済学者とか,そしてそれを取り上げるメディアはいったい何をしてるんだろうなと思います。
コメント
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