たろの日記ページ,gooブログ版

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昆虫と工程管理

2007-02-24 09:28:45 | 社会
食品への昆虫混入が非難されるが,見えなくらい小さいのは結構入ってるらしい…。

まぁ言われてみればきつい農薬が入ってるより昆虫が入ってる方がましでしょ?と言われればそうでしょう。虫がつかない方が危ない…っていうのもあるし,別に虫に毒があるわけでもないし。
異物混入は虫だけが問題じゃなくて,髪の毛とか,あと食べられないもの,それこそガラスとか…そういうもあって,虫が問題じゃなくて,工程でそういう異物混入が起きうることに反応してる…とも言えます。野菜も虫がついているのが問題と言うより,洗ってないのか?…とも思う。

わたしの話だけど,先日スーパーでブロッコリ買って湯掻いて食べたら砂だらけで,驚いたのだけど,そういえば最近スーパーで買った野菜は洗わずに使うことも結構あって,それはそれでちょっと異常なことをやってるよなぁ>自分,って感じもしてました。今も一応見て,砂がついていれば洗いますが…。

というわけで,野菜に虫がついてるのと,工場で作った食品に虫がついてるのは意味が違うし,虫がついていること自体が問題じゃないとは思います。まぁいずれにせよ,日本人が過敏なのは認めます。工程管理とかを考えると確率的に異物が入る確率を0にはできないでしょうし。どこまで下げるのにどれくらいのコストがかかるか?…というのが作る側の事情でしょう。
でも一方で日本人のこの異常なまでの潔癖性…っていうのも,結構役に立ってるよなぁ…と思うこともあります。
この市場の無理な要求に答えてきた結果,日本の生産物は非常に精度があがってきたわけですし。「適当でいいよ」「死はしないよ」って感じでやっていくと,こうはならなかった気がします。日本人っていつからこうなったんだろう?,昔はどうだったんだろう?
まぁ品質の向上は求めつつ,そこそこ冷静にやっていくのがいいんでしょうけど…。
コメント
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