京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

2007 中国旅行5 北京

2007-07-31 10:45:14 | 海外旅行2007 7月中国北京・上海・ 烏鎮

ここ3日ほど、久しぶりに息子が帰ってきていました。
色々な話を聞いたり、お昼をいっしょに食べたり、
買い物に行ったり、皆で焼肉をしたり。。
忙しかったけど、楽しかった~。

それで、2日ほどブログを書く暇がありませんでしたが、
今日は前回の続きを。。

北京 7月13日(金)①

旅の始まりはこちら  2007中国旅行1 北京

  1 北京・ 頤和園・ホテルペニンシュラ  2 北京・王府井・東安門夜市 
  3 北京・天壇公園・胡同巡り 4 北京・万里の長城・京劇
  5 北京・天安門・故宮 6北京・飲茶金鼎軒 7 上海・雑技団・オークラガーデンホテル
  8 上海・東方明珠テレビタワー・豫園(よえん) 9 上海・外灘(わいたん)・新天地
  10上海・黄浦江ナイトクルーズ 11 烏鎮(ウーチン) 12 リニアモーターカー・帰国



北京最終日。今日は天安門と故宮の観光です。

北京の観光地一つ一つの大きさは、日本とは比べ物にならず
中国という国の大きさ、そしてそこに住む人の多さを
充分に感じさせてくれました。

ホント、観光で歩く量が半端ではありません。
北京へ行こう!と思ってられる方は、健脚な間にどうぞ。
階段や石畳が多い上、スロープなどの配慮がないので
車椅子を使う事などができません。

たま~に、車椅子での中国のお年寄りを見かけましたが、
階段などは、周りの皆で持ち上げて、とっても大変そうでした。

車椅子用に舗装された道や、スロープ、エレベーターなどが
整備されれば、もっと色々な人がこのすばらしい世界遺産を
見る事ができるのに。。と思います。

今日の朝食ブッフェは、中華。
とりあえずしっかり食べて、今日も頑張って歩きます。



天安門広場

1989年6月、この広場に集結していたデモ隊が
「人民解放軍」によって武力弾圧された天安門事件の
舞台としてよく知られている天安門広場です。

結構人は多いのに、空いている感じに思うのは
ここになんと、100万人もの人が収容できるからでしょうね。

長安街通りを隔てて天安門が見えています。



これは、人民英雄記念碑。
毛沢東、周恩来の自筆が刻まれているらしい。



天安門

世界遺産・故宮(紫禁城)への入り口にある3階建ての大門。
毛沢東の肖像画が、まん中に飾ってあります。

「へぇ~これが天安門なのね~」と見あげたり、
写真を撮ったりする事に夢中。



そのまま、ガイドさんの後をついて歩き、
故宮の最初の門である午門を通り、10分くらい歩いた頃、
旅行日程表によると天安門に登る事になっていたのを
ふと、私は思い出してしまいました。

その事をガイドさんに告げると、ガイドさんは
あわてて書類を調べて
「そうでした。。すみません。大変なことです。戻りましょう。」
と、また天安門まで戻る事になったのです。
え。。戻るの。。?。。ということで、
この暑い中を、追加で歩くこと往復30分。。

「どうせなら、もうちょっと早く思い出してほしかったなぁ。。」
と、主人。
ごめんね~でも、私だって、たまたま思い出してしまったのです。

でも、戻って登った天安門から見た天安門広場は広大で、
頑張った甲斐あり


     天安門から見た長安街通りと天安門広場

主人も私も、この見晴らしに
「すごいね~」と、やっぱり戻ってよかった~。
ガイドさんは、
「すいませんでした。。」と、しきりに謝っています。

ま、仕方ないよね~。これも旅の一つの思い出です。

故宮(=紫禁城)

明の成祖永楽帝から、清朝最後の皇帝宣統帝(溥儀)まで
24人もの皇帝が約500年に渡って君臨してきた故宮。
皇帝の居城(紫宮)に庶民が出入りするのを禁じて、
紫禁城と名づけられていたようです。


              

    皇帝へ挨拶をする家臣の為の待合所の弘義門
    修復が終ったばかりできれい~。

       

 
皇帝主催の宴会の会場として、また科挙の最終試験の会場
ともなった保和殿後部からの眺め。

この赤い城壁、金色に輝く屋根の下で、どんな王宮物語が
繰り広げられていたのでしょう。
優雅で、豪華絢爛で。。 でも、それだけではなく
陰謀や暗殺が渦巻く世界でもあったのでしょうね~。



故宮には多くの宮殿があって、その中を正面のせまい入り口から
覗く事ができるのですが、正面前は人、人でもう、いっぱい。
しかも中国人のパワーは恐るべしで、
なかなか勝てず、正面まで行く事が難しい。。

とにかく中国人は我先なのですね~。
遠慮していると、いつまでたっても前へ進まないのです。
ガイドさんに「遠慮してはダメです。もっと中へ行って
と、叱咤激励されながら、ようやく撮れた写真です。
黄金に輝く玉座がきれいです~



保和殿の後方にある雲龍彫石は、故宮内最大のもので、
一枚の石で彫られているそうです。


          雲龍彫石
すごいですね~。でも、これはどんな風にして運んだんだろう。。


宮殿群の北にあり、皇帝や皇后、妃たち、
それに、溥儀も幼い頃に遊んだという御家園。
    


日本に帰ってから、ラストエンペラー
清朝最後の皇帝宣統帝であり、時代の波に翻弄された
溥儀のビデオを主人と二人で見ましたが、

ロケに使われた故宮の映像を見るたびに、
実際に見た故宮を思い出し、一気に見てしまいました。



確か、前にも一度借りたことがあるのですが、
そのときは二人とも途中で寝てしまったような。。


ところで、中国人のマナーについて少し。。
先ほども少し書きましたが、中国には
順番に並ぶとか、譲り合うとか、そういった感覚が
ほとんどないように思いました。
我先のどこが悪いという感じでした。

我々日本人が失いかけている生きていく上での
強さや逞しさという点では、中国人はすごい~

自殺が増え、生きる事を諦めてしまう人が増えている日本。
今、日本人にはマナーや品格を大切にするとともに、
中国人のような、人間的な強さも必要なのかな~
と思ったりもしました。

でも、やっぱりマナー面で言うと、
中国人はまだまだこれからのように思います。

ついでにびっくりしたので言ってしまうと、
大きな通りに面するお店の玄関前で、
平気で子供に(しかも女の子です)おしっこさせていたり。。
だからトイレで、大人になっても平気でドアを開けたまま
用を足している女の人を、何人も見かけたりしたのかもしれません。
これも、正直言ってかなりびっくりでした。

中国当局も「オリンピック」を迎える上での「マナー向上」を国民に訴え、
中国のイメージアップを計ろうとする活動が始まっているようで、
目指せ文明人のようなスローガンが各地に張ってありましたが、
後一年で、どこまで中国が「マナー文明国」に変われるのか、
ちょっと心配やな~という気がしました。

          2007 中国旅行6 北京 へ続きます。





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