京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

花見小路 おとなり栩栩膳

2019-11-12 00:00:00 |  京都食べ歩き

沖縄の首里城が全焼。。
とてもショッキングなニュースでした。

沖縄の人にとって聖地であり、神のような場所の首里城。
燃え落ちる城を目の前になすすべがなかった人々の
気持ちを考えると何といっていいのか。。言葉がでません。

過去4回も消失して、やっと復興したばかりだったのに。。

首里城は、息子たちと私達との4人で出かけた
最後の家族旅行の場所でもありました。

沖縄12 守礼門・首里城

あの時4人で周った首里城がなくなったなんて。。
私にとっても寂しい気持ちでいっぱいです。

何度消失しても、その度何度も復興してきた首里城。

ほんの小さなことしかできないけれど、
私も今回の復興の為に何かしていこうと思っています。
そして、いつか復興した首里城に、
孫達も一緒に家族みんなで行ってみたい。。


さて、ブログはイギリス旅行をちょっと休憩して、
今年10月に行ったお店と出来事を少し。。

10月2日(水)

おとなり栩栩膳(くくぜん)

この日は、友達二人が私の誕生会を、
花見小路のおとなり栩栩膳でしてくれました。

外国人観光客で賑わう花見小路を横道に少し
入っていきます。

手前のお店が、本日ランチを頂くおとなり栩栩膳さん。
隣もおとなり栩栩膳さんですが、夜だけ開かれるそうです。

京都祇園、築80年以上の町家をリノベーションした
しっくで上品なお店です。

栩栩然(くくぜん)

栩栩然(くくぜん)とは、中国の故事に由来していて
ふわふわする様子、飛ぶ羽のように自由で愉快なさまのことだそうです。

自由に愉快にお食事してほしいとの思いから
つけられた店名のようですね。

店内

お店に入ると、1階はカウンター席。
私達は2階の個室に案内して頂きました。

 2階の個室の壁紙、落ち着いた感じの花柄でお洒落です。

お料理

お料理は、和の伝統を大切にしつつ、
趣向を凝らした和モダンな創作料理。

友達が、予約しておいてくれたコース料理です。

 先付

先付は いくらの醤油漬け。

 一緒に盛られている八寸がなんとも可愛い~。 

 八寸

竹の器に盛られた八種の料理の色合いがなんとも素敵。

左から、出し巻き卵・おから・子持ち昆布・銀杏 海老・
あずさ卵・鳥の松風焼き。

 その美しさに思わずお~っと歓声があがります。 

お椀

お椀は、淡路はもと松茸の椀。 
今年初めての松茸です。お出汁も鱧ももちろん松茸も美味しい~。

 造里

 造里は、旬の鮮魚盛り合わせ 。

炊き合わせ

こちらは、煮穴子と小芋秋茄子の炊き合わせ。
口の中に広がる優しい秋の味ににんまり。

 焼き物

焼き物は鰆の柚香焼きの上に雲丹が乗っています。

がりの黄色や丸く切り取った赤い大根、
オレンジ色のお皿のキャンバスの上に乗ったお料理は
お皿と一緒になって西の空に沈む夕日を表す絵画の様です。

鰻と出汁巻の釜炊

ご飯は、鰻と出汁巻の釜炊。

大きな釜で炊きあがったご飯を見せて下さいました。
わ~、美味しそう~。

この後、一人一人にご飯をよそって下さいます。

お腹がいっぱいなので、ご飯は少しだけに。
赤だしとお漬物もついてきていますね。

ご飯、美味しい~でも、これ以上は。。

 だって、これからまだデザートがあるんですよ。

デザート

誕生日祝いで、HAPPY BIRTHDAYの文字が
お皿に書いてあります。

うわ~、ありがとう~。

デザートは、マンゴシャーベットとクルミのブリュレ
黒豆のチョコレートがけ、レモンキャラメル、バナナ羊羹
イチジクのバタークリームきなこ、お芋のカステラ。

一つ一つ違った味が楽しめて美味しくて楽しかったです。

そして、最後にお土産がありました。

鰻と出し巻きのご飯の残りを皆に分けて
お持ち帰りとして用意して下さっていたのです。

これは、嬉しいお土産ですね。 

 家に帰ってから、主人と母に美味しいお裾分けができました。

ありがとう~。
この年になっても素適な誕生会をしてもらえて感謝です。

 

次は、四条油小路にある素敵なフレンチのお店
 ベ レギューム ア ターブルです。

四条油小路 ベ レギューム ア ターブルに続きます。

 


 最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。
 

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つもご訪問ありがとうございます。    

主人や家族と行った海外旅行や国内旅行の思い出を
忘れない様に残しておきたいと記録に綴っています。

また、これから行かれる方の参考に
少しでもなったらいいかなとも。。 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (小梅)
2019-11-13 23:45:10
首里城の全焼、とてもショックで悲しい出来事でした。
以前沖縄へ行った時は修復中でして、1度も見ないまま
でした。
小さい事しか出来ないけど いつか復興したら私も首里城へ
行ってみたいと思います。

今回も素敵なお店でのお誕生会ですね。
竹の器に入った八寸、彩りもとっても綺麗ですね(^-^)
お椀の松茸も季節ですね、食して、目で見て秋を感じるお料理、素敵ですよね(^-^)
毎年、仲良しのお友達に祝ってもらえるって幸せなことですね~(*´∀`*)

今日、思い立って京都に行きました(^-^)
たんぽぽさんの記事の京料理八清さん、当日だけど一人なら
大丈夫かな~とお電話しましたが無理でした(^_^;)
そりゃ、当日は、難しいですね、甘かったです(^_^;)
それでもカウンターでアラカルトで良かったらと丁寧な対応も頂いたのですが せっかくなので次回リベンジでコースで頂くことにしました。
今度は早めに予約しますね(^-^)
そして丹波口から近いランチを探すと鰻の舞坂さんが出てきました。
たんぽぽさんがお父様との思い出として記事にされてたお店、いつか行ってみたいなと思ってたのですが偶然にも今日行くことが出来ました。
一人でぶらりと入ったのですが にこやかな笑顔で迎えられとても美味しく頂きました(^-^)
地元の方々が次から次と入って来られてました。
たんぽぽさんの大切な思い出のお店、温かい居心地のいい お店でした。
いつか鰻好きのうちの姪っ子を連れて行ってあげたいです(^-^)
お土産に鰻丼も喜ぶかな~(^-^)
就職した姪から なかなか遊んでもらえない小梅おばちゃんなのですよ。。トホホホ
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小梅さんへ (たんぽぽ)
2019-11-16 00:31:52
首里城の全焼、とっても残念ですよね。
でも、 いつの日か復興したら、また行ってみたいと思っています。
小梅さんも行けたらいいですね。

竹の器に入った八寸、とっても可愛いですよね。
お誕生日に素敵なお店を選んでもらいました。
3人で、それぞれ誕生祝をしています。今年は一人が
お仕事をリタイアされましたが、誕生会はそのまま続けていく予定です。
いくつまで続くのかな~って、楽しみです。

京料理八清さん、残念でしたね。
でも、その代わりに鰻の舞坂に行かれたなんて。。
なんか嬉しかったです。
おっしゃる通り、鰻の舞坂は父との思い出のお店です。
ちょうど33年前の今頃亡くなった父なのですが、
最後まで楽しくて面白い父でした。
入院が決まった日に、鰻を買って帰ろうなんて、
普通は思わないですよね。
この先の事が不安なのに。。だのに、父は
鰻かって帰ろうなんて。。

家族で呆れながら、でも、美味しい鰻を食べたので、
思えば父の入院という不安が薄れたのかもしれませんよね。

この日、私は右肩のMRI検査を受けていました。
もしこの日、明日入院しなさいなんて言われていたら
私はショックでとても鰻なんか買えないと思います。
鰻どころか夕食だって食べられるかどうか。。

そう思うと父のおおらかさ楽しさをまた思い出して
しまいました。小梅さんのお陰ですね。
父の命日にも近かったし、思い出させて頂いて嬉しかったです。

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