京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

東北旅行15 日光東照宮・眠り猫・鳴龍・二荒山神社

2016-06-25 00:55:55 |  国内旅行

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東北の旅12 日光山輪王寺・東照宮五重の塔
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東北の旅14 日光東照宮・陽明門・唐門
東北旅行15 日光東照宮・眠り猫・鳴龍・二荒山神社
東北の旅16 日光温泉日光千姫物語
東北の旅17 ナチュラルパークツアー華厳の滝・中禅寺湖
東北旅行18 日光・中禅寺・龍頭の滝
東北旅行19 明治の館~京都

東北の旅14 日光東照宮・陽明門・唐門の続きです。

 3月6日(日)

 眠り猫

三猿、眠り猫、想像の象という東照宮の三彫刻の最後は
家康公が眠る奥宮の参道入り口の廻廊にある眠り猫です。
ここから石段を200段ほどいくと、
家康公の棺が納められている奥宮にいくことになります。

眠り猫は、すごい人気で多くの人がどこどこ?と見上げていますが、
え。。?あれが有名な眠り猫??っていう程の
小さな猫さんです。

三猿も小さかったけど、その上手をいきますね~。

正面から見る猫は、牡丹の花に囲まれてうたた寝をしています。

眠り猫の彫刻の裏には雀の彫刻があるのですが、
猫が起きていれば雀は食べられるけど、
猫がうたた寝していれば、弱い雀も安心して暮らせることから

眠り猫は、のどかで平和な時代の象徴と言われています。

ところが、斜めから眠り猫を見ると、
前足を踏ん張って肩をいからせ何かを狙っているように見え、

寝ていると見せ掛け、徳川家康公を護るために
実はいつでも飛びかかれる姿勢をしているのだとも
いわれているそうです。

この眠り猫の作者は、かの有名な左甚五郎。

左甚五郎といえば、京都でも知恩院本堂の天井の「忘れ傘」
が有名ですよね。

知恩院・長楽館

 鳴龍

さて、次は日光東照宮薬師堂の鳴龍(なきりゅう)です。

 

薬師堂の天井には龍(狩野永真安信・かのうやすのぶ筆)が描かれていました。

1905年頃、その龍の絵の頭の下で、天井にいたハトを追い出そうとして
手をたたいたら、鈴を転がすような音を発するという現象がおきたそうです。

それ以後、鳴龍として薬師堂は有名になったそうなのですが、

薬師堂は1961年(昭和36)焼失してしまいました。
64年再建に着手して、天井画(堅山南風(かたやまなんぷう)筆)
とともに鳴龍も復原されたそうです。

お坊さんの実演

中に入って、鳴龍の水墨画の下まで行くと、
お坊さんが鳴龍の説明をした後、実演をして下さいます。

まずは、龍の顔から離れたところで、拍子をカーンと打たれると
拍子の音が聞こえるだけなのですが、

龍の顔の真下で拍子を打つとカーンと打ち鳴らすと、
拍子の音に続いて、鈴を転がしているような音が起こるのです。

 

本当に龍が鳴いているみたいで、
皆、お~っと感激でした。

これは、物理的にいえば、フラッターエコーという現象で
天井が平坦でなくわずかに曲がっているため
音が拡がらずに、何回も反射を繰り返して、
その音が耳に響いてくるらしいのですが、

龍が鳴いているのかも。。と思う方が
ロマンがあって素敵ですよね。 

 逆さ葵の廻り灯籠

薬師堂のそばにある廻り燈籠、
オランダの東インド会社から贈られた灯籠だそうです。



この燈籠、燈籠の上に付いている葵紋が
逆さ向きになってしまっています。

本物の三つ葉葵紋は上が1葉下2葉なのが、
反対の上が2葉、下1葉になってしまっていますね。

私は、これも、東照宮の未完成の部分を残す事によって、
永遠に崩壊を免れるという。。物かと思いましたが、

これは、わざとではなくオランダ人が単に間違えたみたい。。

でも、オランダ人がした事なのでお咎めはなかったようですよ。

さて、これで東照宮の主な観光ガイドは終わりです。

表門へ戻ってきましたよ。

こちらが表門の裏側、左右に狛犬がいます。

 

表側は、迫力のある仁王様ですよ。

 日光二荒山神社へ

さて、東照宮を出て、次は二荒山神社(ふたあらさんじんじゃ)
へ、向かいます。

東照宮から二荒山神社へ続く参道は、二社の気が合わさる
パワーストリートです。
確かになんか凛とした気持ちのいい参道です。

日光の開運パワー、ちょっと貰えたような
そんな気持ちになる参道でした。

日光二荒山神社

日光二荒山神社は、日光三山を含む日光連山八峰や
華厳滝、いろは坂などを境内に含み、その広さは3,400ha。
伊勢神宮に次ぐ面積を有しているそうです。

日光二荒山神社は、1200年以上前の延暦9年(790年)に勝道上人が創建し、
日光山信仰の始まりとなった神社です。

 近年は、縁結びや開運神社として人気があるみたいですよ。

結ぶ札に願い事を書いて、以前は縁結びの笹に結んでいましたが
今は結びどころに結ぶそうです。

結びどころも、なんとなくハート型?可愛いですよね。

 夫婦杉

日光二荒山神社境内には、良縁にまつわる御神木が
色々とあります。

これは、1つの根から2本の木が仲よく寄り添う御神木で、
夫婦杉と呼ばれ、夫婦円満のご利益があります。

縁結びの御神木

杉(好き)の木に楢(なら)の木が宿っている
不思議な木です。

杉楢一緒・・好きならいっしょ

なんかちょっとダジャレみたいですが、
縁結びの御神木になっているようです。

 

こんな所にさり気なく、好きな人をデートに誘ったら、
思いが伝わるかもしれませんね。

輪王寺大猷院(りんのうじたいゆういん)

最後に行ったのが、いや、見ただけなのが輪王寺大猷院です。
輪王寺大猷院は、徳川三代将軍「家光公」のお墓がある所ですが、

5時までなので(入場は4時半まで)もう、門は閉まっています。

でも、正直歩き疲れていて、これ以上はもう。。という
感じだったので、ちょうどよかった。

興味のある方は、明日でも行ってみて下さいねという
ガイドさんの言葉も右の耳から入って左の耳だったのです。。

が、後で思うと、この時、明日の朝の拝観時間のチェックを
すべきだったのです。。
そのお話は、また次に。。

 

 輪王寺大猷院からの参道を戻っていきます。 

 

そして、結局、一度も観光バスに乗ることなく
一緒に日光山内を周った皆さんとはさよなら。

 


連絡したら、千姫の宿の車が迎えに来てくれるという事でしたが
歩いて5、6分ほどなので、ぶらぶらと旅館まで歩くことにしました。

 途中、チーズたまごのお店に寄ってお土産を買ってきました。

 

チーズたまご、銘菓のひよこの生地っぽいお饅頭の中に
結構しっかりしたクリームチーズが。。

お土産以外に2個買って、二人でぱくぱく。。
美味しかったです。
いっぱい歩いて、疲れちゃいましたもんね~。。

東北の旅16 日光温泉日光千姫物語へ続きます。

 

 

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