素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト8日
の続きです。
素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト行程
1フィンランドへ出国・ヘルシンキ市内観光1 2フィンランド・ヘルシンキ市内観光2
3フィンランド・ベストウエスタンプラスハーガホテル 4ノルウェーベルゲン市内観光
5ノルウェー・ベルゲン世界遺産ブリッゲン地区 6ハダンゲルフィヨルドブラカネスホテル
7ノルウェー・ウルヴィック散策~ツヴィンデの滝 8ノルウェー・フロム山岳鉄道の旅
9ノルウェーソグネフィヨルドクルーズ 10ソグネフィヨルドスタルハイムホテル
11ノルウェー・スターブ教会・オスロへ 12ノルウェー・オスロ・フログネル公園
13オスロ・王宮・国立美術館 14オスロ国立美術館ムンクの叫びとその生涯
15大型客船DFDSシーウェイズ1 16大型客船DFDSシーウェイズ2
17デンマーク・コペンハーゲン人魚姫の像 18コペンハーゲン・カステレット要塞
19コペンハーゲン・アマリエンボー宮殿 20 デンマーク・ニューハウン地区
21ストロイエ・ロイヤルコペンハーゲン 22デンマーク・昼食スモーブロー・ホテル
23デンマーク・チボリ公園 24デンマーク・クリスチャンボー塔からの眺め
25ストロイエショッピングと夕ご飯 26デンマーク~スウェーデン国際特急SJ2000
27スウェーデン・ストックホルム市庁舎 28スウェーデン・ストックホルム市内バス観光
29スウェーデン・ガムラスタン・ノーベル博物館 30ガラムスタン散策・夕ご飯
31スウェーデン・ホテル・スーパー・スカイビュー 32 帰国・お土産
2015年7月6日(月)
今夏のバカンス、北欧旅行の始まりです。
今回私たちが選んだのは、日本旅行の大人のヨーロッパ。
ちょっといい旅、素晴らしき北欧4ヵ国周遊ハイライト8日。
選んだ一番の理由は、出発日でした。
主人と私の休暇を調整すると、7月のこの頃しか
8日間の長期休暇が取れなかったのです。
今回の旅行は、正直言って個人的にトラブルだらけだったのですが、
でも、終わってみれば、楽しかった~と私は思っています。
主人は、ちょっと、楽しかった~というより、
しんどかった。。という思いの方が、
まだ残っているようですが。。
え。。修学旅行?
旅行前、大人のヨーロッパと名付けている位だから、
そんなに大人数のツァーにはならないだろうと思っていたのですが、
出発前の電話で添乗員さんに、何人くらいのツァーなんですか。。
と確認してみて、え~~と、びっくり。
なんと、32名のツァーなんだそうです。
今までたいてい十数名、
一番少ない時は4人(2006年イタリアフランス)
というのもあったのに。。
一番多いスペインの時でも23名で、
この時も多いな。。って、びっくりしたのに。。
32名なんて。。
確かに、上限人数の書いていないツァーであったのは
事実なんだけど。。
まさかまさかの、信じられない数字です。
今エジプトはもちろん、トルコやロシアも行くのには
ちょっと怖いなと思う人が多いということで。。
北欧やニュージーランドの人気が高まっているようなのです。
斯く言う私達も、最初はトルコを考えていたのですが、
トルコでの日本人拉致事件後、北欧に変更したのです。
でも、私達の行った前後の北欧ツァーの人数は、
そんなに多くないとの添乗員さんの話から、
とどのつまりは、私たちが、
たまたま人数の多い日を選んでしまった。。
という事のようでした。
選んだのは私達なので、仕方ないのですが、
まるで修学旅行やね。。
こんな大人数で大丈夫なんやろうかねぇ。。
と、主人と二人、心配することからこの旅は始まりました。
だって、トイレタイムだって大変だし、
人数が多ければ、色々な人がいる訳で、
集合に遅れる人や、迷子になる人もいるかもしれないし。。
(。。って、私がそうなるかもしれないんですけど。)
でも、実はツァーの3週間ほど前に風邪をひいて、
それがなぜか長引いてしまい、北欧行けるんだろうか。。
と心配していた私は、
とりあえず、何とかツァーに参加できただけでもよかった。。と、
このツァーを、大いに楽しもうと思っていました。
関空
ということで、MKタクシーに乗って、関空に到着です。
只今、朝の8時30分。
集合時間の8時45分になんとかセーフです。
関空のこのボードに、また会えました。
旅へのわくわく感をいつも与えてくれるこのボード。
今回の北欧は、どんな旅行になるのかな~。
団体受付で、初めて会った添乗員さんは、
明るくて、てきぱきしていて、とっても頼りがいのある感じの方。
さすが、32名の団体さんをまとめようとしたら、
しっかりとした方でないと務まりませんよね。
いつものトランク、今回も旅のお供です。
トランクのそれぞれ半分は空っぽ状態ですが、
2リットルのお水とほうじ茶を2本ずつ分けて入れているので
行きでも結構な重量です。
午前10時45分、定刻通りに関空を離陸したフィンエアー。。
これから、10時間程でヘルシンキです。
ヨーロッパの中では日本からもっとも近い空港だと言われている
ヘルシンキ空港。
昨年も、オランダ・ベルギー旅行の時に行っていますよ。
いつものように映画を見て、ご飯を食べて、音楽を聴いて、
そして、うつらうつらしたら着くと思っていたフィンランドのヘルシンキ。
ところが、今回は、ハプニングが起こってしまいました。
主人がめまい?
飛行機に乗ったら、いつも映画を2本、3本と見る主人。
いつもと同じように、映画を見始めたのですが、
なぜか今回は、1本目の途中でやめてしまっています。
どうしたの。。と聞くと、
なんか、目がまわる。。としんどそう。
え~~。。大丈夫
私は、乗り物に酔いやすいので、旅行中はいつも酔い止めの薬を
飲んでいますが、主人は、そういう薬が必要のなかった人。
まだまだ、半分くらいしか飛んでいないのに、どうしよう。。
とりあえず、私の持っている薬の中から、酔い止めや制吐剤を渡して
様子をみることにしました。
途中に出た、食事にもあまり手を付けなかった主人ですが、
それでも、少しのパンやクラッカー、
アイスクリームなどは食べれたよう。
私は、飛行機の後部に行って、お水を貰ってきたり
エアーシック用のビニールをもらってきたり。。
私の方が風邪気味で体調を崩すかもと思っていたのに
まさかまさかのフェイントに、ここは私が頑張らないと。。
とりあえず眠るのが一番だろう。。と、じっと寝ている主人。
というか、それ以外方法がないんです。。。
今、日本は19時1分ということは、
飛行機に乗ってから、8時間ちょっと経ったので、
あと2時間くらいですね。。
早く着かないかな。。と心は焦っても、時間の経つのは同じで。。
でも、ヘルシンキまで、あと44分。あと、もう少しです。
ヘルシンキ・ヴァンター空港
そして、10時間程のフライトで、
午後3時ごろ(日本時刻夜9時ごろ)なんとか無事に
ヘルシンキ・ヴァンター空港に到着しました。
飛行機から降りて、大丈夫?と聞くと、
まだ、ちょっと揺れている気がするけど大丈夫と主人。
とりあえず、ほっとかな~。
フィンランド旅行の玄関口となるこの空港は、
1年2か月ぶりの懐かしい空港なのですが、
そんな感慨に浸っている感はなく、
あわただしく、自動チェックイン機で入国手続きして外へ。
でも、本日はこれからまだヘルシンキ市内観光があるんですよね。
大丈夫かな。。バスでの市内観光。
ヘルシンキ市街地へ
バスは、ヘルシンキ・ヴァンター空港を後に、市内に向けて走ります。
できるだけ前の席を取った私達。主人も大丈夫なようですよ。
青い空にうすい白雲、流れる川の色は深い青で、
その向うには緑の森が続いています。
バスの窓の外に流れる景色に、フィンランドってこんな国なんだ。。って
ちょっと感動。
ムーミンやサンタクロースの故郷で、森と湖の国であるフィンランド。
フィンランドの大地を走るドライブ、気持ちいいです~。
ヘルシンキ市街地
そして市街地へ入ってきました。
カラフルな店舗、
こちらは、ヘルシンキ・オリンピックスタジアムです。
1952年に開催されたヘルシンキオリンピックの
メインスタジアムだったそうですよ。
シベリウス公園
こちらのシベリウス公園で下車。
公園の途中に大きな石がごろん。。
フィンランドの地形は氷河期に形づくられたもので、
森や湖だけでなく、氷河期から残る大きな岩も
フィンランドにとっては大切な自然のひとつ。
「できるがぎり自然の岩を残す」ということで、
こういう大きな岩も、公園にそのまま残してあるのだとか。。
この公園は、フィンランドが誇る作曲家のジャン・シベリウスを
記念して作られたもので、
重さ24トンもあるステンレス製パイプオルガンのような
シベリウスのモニュメントもあります。
森林をイメージして作ったモニュメントだそうで、
表面に描かれた模様が繊細でとても綺麗です。
この方が、ヘルシンキのガイドさん。
シベリウスは、主要作品の交響曲7曲に始まり、
ヴァイオリン協奏曲や劇音楽歌曲など
多岐に及ぶ音楽を作った、フィンランドの作曲家。
フィンランドが帝政ロシアの圧政に苦しめられ
独立運動が巻き起こった時、
シベリウスは、交響詩「フィンランディア」を発表し、
フィンランドの独立意識を促進させたのだそう。
彼がフィンランディアを作曲しなければ、
今日のフィンランドはなかったかもしれない
とさえ、言われているそうです。
シベリウスの顔だけのモニュメントもありました。
なぜ、顔だけ??面白いですよね~。
この公園は、海に臨んでいて、緑豊かな森に囲まれた公園。
地元の人達の散歩コースとしても人気の公園だそうです。
今年は、シベリウス生誕150周年だそうです。
シベリウスの交響詩「フィンランディア」
一度ぜひ聴いてみなくっちゃ~。
ヘルシンキの市電
さて、次は、岩の中に隠れている教会(ロックチャーチ)に行きます。
ヘルシンキの街を走る市電。
なんか、昔の京都の市電にも似ていて懐かしい感じです。
赤レンガのシックな町並みによく似合っていますよね。
さぁ、いよいよロックチャーチに到着。
ロックチャーチって、いったいどんな教会なんでしょうね。
北欧旅行2 フィンランド・ヘルシンキ市内観光2へ続きます。