京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

知恩院・長楽館

2008-03-08 08:41:00 |  京都散策
浄土宗総本山 知恩院

久しぶりの暖かい日、散策にはもってこいです。
お腹も一杯になって、友達と二人知恩院にやってきました。

知恩院は、鎌倉時代、法然上人が住まわれて、
念仏の教えを説かれた場所で、
徳川家との繋がりが深いお寺です。


写真をキュービック型にしてみました。
(ちゃこママさん、教えていただいてありがとう~

知恩院三門

知らずに行ったのですが、なんと知恩院三門の
特別公開をやっていました。

知恩院三門は、木造の門として世界最大級の門ですが、
普段は登る事ができません。

2ヶ月間特別公開は6年ぶりだそうで(3月18日まで)
こんなチャンスはめったにないよね~と、
登ってみることにしました。


     知恩院三門

階段というより、はしごに近いような急な階段を
登って、楼上に着きました。

門の中って梁だけ。。なんてと思っていたらとんでもない。。
門の中には、如来像や十六羅漢像が並び、
柱や天井にも、今は色あせているものの
天女や飛龍が極彩色で描かれています。すごい~

楼上からは京都市内が一望でき、気持ちのいいこと~
知恩院七不思議の一つ、白木の棺も見てきました。

初めて門に登って感激し、
この辺りから下見が下見でなくなり
しっかり、京都散策を楽しむこととなりました。


次はこの階段を登って、知恩院本堂御影堂へむかう事に。




結構きついこの階段を登りきると、

知恩院本堂御影堂が見えてきます。



そして、これもまた知恩院七不思議の一つといわれる、
左甚五郎が魔よけに置いたといわれる忘れ傘です。


        この真上。傘の先がちょっとだけ見えてます。

周りの観光客の方といっしょに、

「どれのことなんでしょうね~。。」
などといいつつ、やっと見つけました。

「え。。。これなん?。。」ですよね。。  

方丈庭園

同窓会の時はとてもまわる時間がないとの事ですが
せっかく来たんだしと、方丈庭園にも行く事に。

あらら。。完全に下見のことは忘れています。。



方丈庭園は、僧、玉淵坊によって作られた庭です。

静かで落ちついていて、素敵~。
ほとんど、二人の貸切状態でした。贅沢すぎやね。。



こちらは、二十五菩薩の庭

「臨終の時に念仏を称えれば、
弥陀如来と二十五菩薩がお浄土へ迎えてくださる、
その様子を作庭したもの」
だそうで。。

なんやようわからんけど、
へぇ~、なるほどね~っと、二人でとりあえず納得したものの、

う~ん、でも、やっぱりようわからへんなぁ。。。



徳川家康・秀忠・家光三代の霊をまつる権現様影堂や
千姫のお墓にもお参りし。。

今年初めて、梅の花も見つけました~。



その後、下見コースにようやく戻り円山公園へ。
坂本竜馬と中岡慎太郎の像です。



そして、お茶のため長楽館にやってきました。

長楽館

長楽館は、明治の煙草王村井吉兵衛の別邸跡を
ホテル・レストラン・喫茶・ウェディング場にしたものです。

ルネッサンス風の外観はなんともお洒落~。




玄関そばにあるロココ様式の応接間です。
華やかで優雅な装飾がとっても素敵なのですが
ここはアフタヌーンティ(一人3000円)の
お客様専用室なのです。



私達はコーヒーとケーキなので、
1階ホールからステップを降りたところにある球戯の間でした。

ステンドグラスが素敵ですが、
やっぱりなんとなくカジュアルなお部屋やな。。



ミルフィーユのケーキとコーヒーで、
ほっと一息。



下見のはずが、しっかり京都散策になってしまった私達。

でも、すっごく楽しかったね~。

4月の同窓会の時は、
お友達と楽しい時間が持てますように。
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