9月2日(日)
世界陸上最終日、長居競技場まで観戦に行ってきました。
今日は、すべての競技が決勝。
世界トップの技と走りを見てみたいという思いがありました。
それから、もう一つはやっぱり息子かな。。
世界陸上という華やかで、ワクワクする空間と時間を
ドーピング検査のボランティア(シャペロン)として
頑張る息子と共有してみたかった。。
という思いも正直あるのでした。親ばかですかね。。
世界陸上2007大阪
シャベロンに行く前の数時間、私達に付き合ってくれた
息子といっしょに、競技場前の色々なブースをまわりました。
実際に世界陸上で使われているハードルや、円盤、砲丸、槍などを
展示しているブースでは、まず110メートルハードルで使われる
ハードルのその高さにびっくり。私の腰を超えて胸近くまであるのです。。
高さ106.7センチだそうで、実際にそばで見ると
とても人が飛べるような高さとは思えませんでした。
これを、あんなに簡単にひょいひょいと簡単に飛べるなんてね~
砲丸投げで使われる砲丸両手で持ってもすっごく重いです。
学生野球を続けている息子は、がたいが結構しっかりしているので、
息子が砲丸を触っていたら、係員の人に
「君、砲丸投げできそうやね~」と声をかけられていました。
オフィシャルグッズもたくさん売っています。
さて、息子と別れて私達は競技場へ。
まだ、時間が早い為、ほとんど人がはいっていない競技場です。
こちら側では女子走り高跳び決勝が行われます。
こちらからは、男子槍投げ決勝が行われるのです。
なんだか、待っている間も、世界の祭典に参加できた
高揚感でどきどき、わくわく。
今日のメインは女子走り高跳びと男女4×400mリレーかな~。
女子走り高跳び、伸長193センチのブラシッチ選手の後ろを
1500メートル女子決勝で選手が走り抜けていきます。
先頭は1500メートル優勝のバーレーン、ジャマル選手。
女子走り高跳びは、クロアチアのブラシッチ選手が優勝。
彼女は、バーをクリアーするたびに、嬉しそうに踊って、
喜びを表現していました。その姿がとってもかわいかったのです。。
でも、残念ながら、世界新記録2メートル10センチには失敗。
かわいい踊りは見れませんでした。
失敗のショックからか、マットに沈み込むブラシッチ選手。
その姿を撮る為回りをカメラマンや報道関係者が囲んでいます。
ようやく立ち上がったブラシッチ選手。
アスリート達は、常に回りを報道陣に囲まれ、
うまくいった時も失敗した時もついてまわられます。
ちょっとかわいそう。。
静かな環境の中で、純粋に勝負だけに集中するという訳には
なかなかいかないよう。
こういう点でも、精神面の強さが大きく求められるのでしょうね。
女子4×400mリレーは、アメリカチームが優勝。
アメリカ2走のアリソン・フェリックスがぐんぐんとスピードを上げ、
ジャマイカを追い抜いてトップに立った時、
競技場は怒涛のような声援と喚声に包まれていました。
ウィニングランをする女子アメリカチーム
男子4×400mリレーは危なげなくアメリカが優勝。
この勝利で、アメリカは世界陸上初の男女400メートルリレー
男女1600メートルリレーのリレー4種目の完全制覇を
達成したのです。
1600メートルリレー優勝の男子アメリカチーム
メリット、テーラー、ウィリアムソン、ウォリナー。
最後の種目が終わり、後は閉会式を残すのみとなりました。
ドイツの選手団が「See you in berlin」と
書いた横断幕を持って登場すると、
場内に大きな拍手がおこりました。
女子マラソンで銅メダルを獲得した土佐選手の表彰式も行われ、
土佐選手の頑張りを称えてこれまた大きな拍手が。
そして、グランドフィナーレへと期待は高まったのですが。。。
最後は「河内音頭」の盆踊りでした。
大阪らしいパフォーマンスなのかもしれませんが、
ちょっと、乗りにくいリズムのせいか、
踊りの輪が選手達に、ぱっと広がっていくかとおもいきや
帰り始める選手達もいて、ちょっと残念。
たくさんのお母さん方、頑張って踊ってくれていたのに。。
今回の世界陸上では、競技中の誘導ミスやホテル手配ミスなど、
色々なミスが言われているようですし、
また、チケットの値段が高すぎるというのも事実だと思います。
せめて、あと2~3000円づつ値段を下げて設定していたら、
もっともっと、観客の数も増やせただろうに。。と思います。
でも、私が実際に会場で見たボランティアの方たちは、
みんな一生懸命に、大会を盛り上げようと頑張り、
そして、自分自身も楽しんでられるように見えました。
若者だけでなく、私達と同じくらいの方のボランティアの方も
おられましたが、楽しそうで生き生きしてらして羨ましかったです。
総勢4万人のボランティアの人達に支えられて行われた大会。
運営上の問題は色々とあったにせよ、
皆さんに、ご苦労様でした、ありがとうと言いたい気持ちです。
さて、この日男子4×400mリレー4位ジャマイカ選手の
シャペロン担当をしていた息子は、
閉会式を見ることができなかったようです。
もちろん選手も閉会式より、ドーピング検査が優先なので、
閉会式には出ていないよう。
あともう少しで銅メダルだったジャマイカ選手のご機嫌は
かなり悪かったみたいです。。
その後、ボランティアも終わり、誰もいなくなったトラックで
何人かのボランティアといっしょに、トラックを走らせて
もらったとのこと。
タイソン・ゲイが、パウエルが、末続、朝原選手が走ったのと
同じトラックを走らせてもらった息子達。
若い彼らの心には、溢れんばかりの感動が広がっていったことでしょう。
2007年世界陸上は、彼らにとって忘れられない青春の一頁となったに
違いありません。
誰もいなくなった競技場
そして、私達もやっぱりこの大会を見に来てよかった~
自宅に戻ったのが夜中の1時というのは、
翌日までかなり体に堪えましたけれど。。
会場でもらった「土佐 銅」の号外新聞とチケット、プログラム
オフィシャルグッズなど。
世界陸上最終日、長居競技場まで観戦に行ってきました。
今日は、すべての競技が決勝。
世界トップの技と走りを見てみたいという思いがありました。
それから、もう一つはやっぱり息子かな。。
世界陸上という華やかで、ワクワクする空間と時間を
ドーピング検査のボランティア(シャペロン)として
頑張る息子と共有してみたかった。。
という思いも正直あるのでした。親ばかですかね。。
世界陸上2007大阪
シャベロンに行く前の数時間、私達に付き合ってくれた
息子といっしょに、競技場前の色々なブースをまわりました。
実際に世界陸上で使われているハードルや、円盤、砲丸、槍などを
展示しているブースでは、まず110メートルハードルで使われる
ハードルのその高さにびっくり。私の腰を超えて胸近くまであるのです。。
高さ106.7センチだそうで、実際にそばで見ると
とても人が飛べるような高さとは思えませんでした。
これを、あんなに簡単にひょいひょいと簡単に飛べるなんてね~
砲丸投げで使われる砲丸両手で持ってもすっごく重いです。
学生野球を続けている息子は、がたいが結構しっかりしているので、
息子が砲丸を触っていたら、係員の人に
「君、砲丸投げできそうやね~」と声をかけられていました。
オフィシャルグッズもたくさん売っています。
さて、息子と別れて私達は競技場へ。
まだ、時間が早い為、ほとんど人がはいっていない競技場です。
こちら側では女子走り高跳び決勝が行われます。
こちらからは、男子槍投げ決勝が行われるのです。
なんだか、待っている間も、世界の祭典に参加できた
高揚感でどきどき、わくわく。
今日のメインは女子走り高跳びと男女4×400mリレーかな~。
女子走り高跳び、伸長193センチのブラシッチ選手の後ろを
1500メートル女子決勝で選手が走り抜けていきます。
先頭は1500メートル優勝のバーレーン、ジャマル選手。
女子走り高跳びは、クロアチアのブラシッチ選手が優勝。
彼女は、バーをクリアーするたびに、嬉しそうに踊って、
喜びを表現していました。その姿がとってもかわいかったのです。。
でも、残念ながら、世界新記録2メートル10センチには失敗。
かわいい踊りは見れませんでした。
失敗のショックからか、マットに沈み込むブラシッチ選手。
その姿を撮る為回りをカメラマンや報道関係者が囲んでいます。
ようやく立ち上がったブラシッチ選手。
アスリート達は、常に回りを報道陣に囲まれ、
うまくいった時も失敗した時もついてまわられます。
ちょっとかわいそう。。
静かな環境の中で、純粋に勝負だけに集中するという訳には
なかなかいかないよう。
こういう点でも、精神面の強さが大きく求められるのでしょうね。
女子4×400mリレーは、アメリカチームが優勝。
アメリカ2走のアリソン・フェリックスがぐんぐんとスピードを上げ、
ジャマイカを追い抜いてトップに立った時、
競技場は怒涛のような声援と喚声に包まれていました。
ウィニングランをする女子アメリカチーム
男子4×400mリレーは危なげなくアメリカが優勝。
この勝利で、アメリカは世界陸上初の男女400メートルリレー
男女1600メートルリレーのリレー4種目の完全制覇を
達成したのです。
1600メートルリレー優勝の男子アメリカチーム
メリット、テーラー、ウィリアムソン、ウォリナー。
最後の種目が終わり、後は閉会式を残すのみとなりました。
ドイツの選手団が「See you in berlin」と
書いた横断幕を持って登場すると、
場内に大きな拍手がおこりました。
女子マラソンで銅メダルを獲得した土佐選手の表彰式も行われ、
土佐選手の頑張りを称えてこれまた大きな拍手が。
そして、グランドフィナーレへと期待は高まったのですが。。。
最後は「河内音頭」の盆踊りでした。
大阪らしいパフォーマンスなのかもしれませんが、
ちょっと、乗りにくいリズムのせいか、
踊りの輪が選手達に、ぱっと広がっていくかとおもいきや
帰り始める選手達もいて、ちょっと残念。
たくさんのお母さん方、頑張って踊ってくれていたのに。。
今回の世界陸上では、競技中の誘導ミスやホテル手配ミスなど、
色々なミスが言われているようですし、
また、チケットの値段が高すぎるというのも事実だと思います。
せめて、あと2~3000円づつ値段を下げて設定していたら、
もっともっと、観客の数も増やせただろうに。。と思います。
でも、私が実際に会場で見たボランティアの方たちは、
みんな一生懸命に、大会を盛り上げようと頑張り、
そして、自分自身も楽しんでられるように見えました。
若者だけでなく、私達と同じくらいの方のボランティアの方も
おられましたが、楽しそうで生き生きしてらして羨ましかったです。
総勢4万人のボランティアの人達に支えられて行われた大会。
運営上の問題は色々とあったにせよ、
皆さんに、ご苦労様でした、ありがとうと言いたい気持ちです。
さて、この日男子4×400mリレー4位ジャマイカ選手の
シャペロン担当をしていた息子は、
閉会式を見ることができなかったようです。
もちろん選手も閉会式より、ドーピング検査が優先なので、
閉会式には出ていないよう。
あともう少しで銅メダルだったジャマイカ選手のご機嫌は
かなり悪かったみたいです。。
その後、ボランティアも終わり、誰もいなくなったトラックで
何人かのボランティアといっしょに、トラックを走らせて
もらったとのこと。
タイソン・ゲイが、パウエルが、末続、朝原選手が走ったのと
同じトラックを走らせてもらった息子達。
若い彼らの心には、溢れんばかりの感動が広がっていったことでしょう。
2007年世界陸上は、彼らにとって忘れられない青春の一頁となったに
違いありません。
誰もいなくなった競技場
そして、私達もやっぱりこの大会を見に来てよかった~
自宅に戻ったのが夜中の1時というのは、
翌日までかなり体に堪えましたけれど。。
会場でもらった「土佐 銅」の号外新聞とチケット、プログラム
オフィシャルグッズなど。