タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

ユウスゲ(由布市)

2006年08月12日 | 日記
ユウスゲ(キスゲ)




やまなみハイウェイを走っているとユウスゲがたくさん咲いています。ユウスゲは一日花で夕方から咲き始め翌朝には萎んでしまいます。だから、九重でユウスゲを撮影するのは夕方になります。午後四時を過ぎると開いた花を見つけることができます。ユウスゲは山地や丘陵地の草原に生えます。葉は線形で細長く、株の中心から直立する花茎は1~1.5mになります。花茎は上部で枝分かれして、枝の先に2つ花をつけます。花の色はレモン色でよい香りがします。

エゾミソハギ(日出生台)

2006年08月11日 | 日記
エゾミソハギ



ミソハギは山地の湿地に生える多年草で、草丈は1mにもなり上部で枝分かれをします。夏に茎の上部の葉腋に紅紫色の小花を群がって咲かせます。旧暦のお盆に、ミソハギの枝を水に浸して、仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をしたそうです。 茎に毛が生えているのでエゾミソハギだと植物の先生に教えてもらいました。早速訂正させていただきました。

シモツケソウとシモツケ(扇ヶ鼻)

2006年08月09日 | 日記
シモツケソウ


シモツケ


今回は湿地巡りだけではなく、山の植物も撮影しようということで、牧ノ戸から扇ヶ鼻を目指しました。お昼前に牧ノ戸で昼食を終えて登りはじめました。登山道にはいろいろな花が咲き始めていました。扇ヶ鼻は花が豊富なところです。お花畑を形成しているところもありました。鮮やかなピンク色の花を咲かせているのがシモツケソウです。シモツケソウはバラ科の草本で、花弁よりも雄しべが長く、全体的に泡だった印象を受けます。シモツケはバラ科の木本で、薄いピンク色~濃いピンク色の小花からなる半球状の花序をつくります。別名をキシモツケといいます。

モウセンゴケ(日出生台)

2006年08月07日 | 日記
モウセンゴケ




モウセンゴケの写真にチャレンジするのは2回目です。前回は使えそうな写真がほとんどありませんでした。周りの草丈が高く、かき分けかき分けの撮影のためピンボケや手ぶれ、光量不足になりがちです。今回はどうにかUPできそうな写真がありました。花と葉を一緒に撮れないことと、小さな白い花にピントが合わず苦労しました。

タケニグサ(玖珠町)

2006年08月06日 | 日記
タケニグサ



竹似草と書きます。茎が中空でタケに似ることによります。 日当たりのいい荒地 土手などに生える多年草です。草丈は1-2mにもなります。この花には花弁がなく、白く見えるのは、一センチ程の細いがく片です。一本の雌しべに多数の雄しべをつけます。茎を折ると黄だいだい色の乳液が流れ出るのですが、この樹液が有毒です。

サギソウ(霜降山の湿地)

2006年08月05日 | 日記
サギソウ



7月の終わりにサギソウが咲く湿地に早朝の散歩を兼ねて行ってきました。毎年8月になってから咲きはじめ中頃が盛りで、終わり頃まで咲き続けます。今回は運良く一株だけ咲いていました。中頃にまた訪れようと思います。サギソウ以外にもミミカキグサなどの小さな花たちがたくさん咲いています。

タカトウダイ(日出生台)

2006年08月04日 | 日記
タカトウダイ


トウダイグサはどこででも見かけますが、タカトウダイはより自然性の高い草原に生育します。競合する植物が多い場所に生育すると背丈が高くなります。トウダイグサのなかまでは最も高くなるのでこの名がつきました。茎頭に咲く花は、1つの雌花といくつかの雄花からなっています。