森人 もりと

森では人も生きものも ゆっくり流れる時間を生きています

冬本番

2021-12-05 | 日記


 駒ケ岳が冠雪して、本格的な冬がやってきました。
 冬景色を探して湖畔道を歩くと、浅い沼や湿地に薄氷が張っていました。
 師走ともなれば当然のことですが、やはり氷を見ると「今年も来たな!」と
 気持ちが引き締まります。



 明後日12月7日は二十四節気で「大雪」です。
 その名のとおり、昔は全国的に山岳部ばかりではなく平野にも雪が降った
 そうです。
 また、魳(かます)など冬の魚の漁が盛んになる時季とのことです。
 確かに寒くなると、さっぱりした魳の干物を想い出します。
 冬の魚では、寒ブリもいいですね。
 そういえば、冬のハタハタは、今でもとれているのでしょうか。
 あのプリッとした食感がなんとも美味でした。麹で漬けて飯寿司にしても
 よかったです。



 また、「大雪」のころにはクマが冬眠に入り、南天の実が赤く色付く
 とのことです。
 しかし、最近のクマはずいぶん冬眠が遅くなっているようです。
 羅臼の方では、今も人家にクマが入り込んで危険な状態になっていま
 すから。

 さあ!これからが冬本番。
 次のドカ雪が根雪になるでしょう。
 しかし、まずこの師走を元気に乗り切りきって、体が冬に慣れてしまえば
 もう後は楽なもの、そして歳が明ければ春は近いのです。
 新年をみんなで、そして笑顔で、迎えましょう。


 
 
 

 

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