毎日が雨です。
まさに蝦夷梅雨まっさかりといったところです。
本州各地では、局地的豪雨が発生したかとおもったら、
40℃近いカンカン照りになったりと、たいへんな
ことになっているようです。
昨日も多くの老人が熱中症で運ばれて、亡くなっています。
まだ梅雨が明けていないというのにこの状態では、真夏に
なったらいったいどんなことになるのでしょうか。
そら恐ろしくなります。
どうやらこの異常気象はこの先も続いていき、常態化する
どころかさらに激しくなることが専門家によって伝えられて
います。
この森に住む我々でさえ、この数年の気候変動はもはや漠然
とした概念ではなく、生活に具体的な変化をもたらして
います。
植生の変化は野生動物の食料の減少をひきおこし、それを
求める動物たちが、従来ハッキリ住み分けられていた人と
生きものの境界を越えて人居住エリアへ侵入するようにな
っています。
とくにヒグマにとっては、最近のナラ枯れによるドングリ
不作や、川を遡上するシャケ、マスの減少は自分たちの
生存を左右することです。
つまり、人とヒグマの戦いが始またのです。
今までも雨の日はユウウツになったり体がダルくなったり
古傷が痛んだり、台風がくるとめまいがしたりと、この
ような気候が身体に与える影響は誰もが感じていました。
そして現在は、気候変動が人間のメンタルに与える影響もかなり
深刻なものになっているのではないかと思います。
とくに最近の極端から逆方向の極端へ移行するような異常気象
は専門家でもまったく予測不能で、おおいに人々の不安を招い
ています。
人によっては先が暗くまったく見えないことに苛立ち、極端な
行動をおこすともあるでしょう。
最近の意味不明な犯罪やネットの酷い書き込みなどは、その
表れなのではないかと思ったり、もしや今やっている世界各地
の戦争にも影響しているのではないかと勝手に考えるのです。
そしてこの先も進む異常気象とシンクロして、世界中がカオス
に陥っていくのではないかと。
とにかくこのどんよりした雨雲が割れて、一瞬でもいいから
青空が覗けて陽が射してくれたら、気持ちもコロリと変わる
のです。
おてんとうさまお願いします。
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