昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

「龍宮の潮吹」

2007年08月19日 | 山陽地方の旅
山口県長門市油谷西津黄にある「龍宮の潮吹」に行きました。
立石観音から海岸沿いに東北方面約500mの所に「龍宮の潮吹」があります。


「龍宮の潮吹」周辺の地図です。
移動したA~Eの順に説明します。


地図のAの場所から「元乃隅稲成神社」の鳥居と参道や、海岸に「龍宮の潮吹」付近の岩場が見えます。
写真の向かって右から1cm余りの海岸の岩場に小さな四角い石が立っています。(地図D)
そこの岸壁の下から「龍宮の潮吹」があるようです。


民宿「潮吹荘」を過ぎると「龍宮の潮吹」の駐車場があります。


駐車場から展望台へ行く通路です。
丸木で造られています。


展望台を西から見上げた景色です。


展望台(地図-B)から東南にある入江方向の景色です。
海中にあるコンクリートの防波堤の巨大さに圧倒されます。
展望台に立って海を見渡すと、夏の日本海の美しさを改めて感じます。


「龍宮の潮吹」の説明板です。


「龍宮の潮吹」に行く途中に変わった色の地層が見える岩がありました。


先にみえる四角い石の付近の断崖から「龍宮の潮吹」が上がってくるようです。


断崖の下の岩の穴から爆音と共に噴水のような豪快な水しぶきが上がってくるそうで、龍が天に向かって昇る有様に似ていることから「龍宮の潮吹」の名づけられたそうです。
しかし、風はありましたが、波が穏やかで、全く「龍宮の潮吹」の気配がありませんでした。
岩場を降りて確かめようとする人がいましたが、見えないようで、あきらめて帰って行きました。


断崖の下を見た景色です。(地図-D)
どのあたりから吹き上げるのかわかりませんでした。
写真の通り波は穏やかでしたが、とにかく風が強く岩場を歩くのが少し恐い感じでした。
「龍宮の潮吹」は、強い北西の風が吹き、波が高い冬場によく見られるそうで、満潮・干潮の時は見られないようです。
少しは見られると思って来たのが甘かったようです。

地元の「新世紀ながと創造ネットワーク会議事務局」のサイトに「龍宮の潮吹」のよくわかる写真が掲載されていますので紹介します。
クリック 「濤雪と龍宮の潮吹き」



地図-Eの場所に巨大な岩の島があり、「畑島」と呼ぶようです。
「龍宮の潮吹」は見られませんでしたが、この岩場の豪快な景色と、きれいな海の色に満足しました。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。