昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
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イタリア旅行No.1 初めての海外旅行、関西空港からイタリアへ

2010年11月19日 | 海外旅行
11/9(火)から11/16(火)までイタリア旅行へ行ってきました。

夫婦で行く初めての海外旅行で、一生の思い出になる素晴らしい旅行でした。

旅行の最後、帰国直後の関西空港で妻の体調が悪くなり、救護室で約2時間休ませて頂きましたが、無事帰宅することが出来ました。

私も旅行疲れか、風邪をひき、ブログの更新が遅くなってしまいました。

北海道旅行の記事は、残念ながら中止として、イタリア旅行へ変更させて頂きます。



パンフレットに掲載されていた今回のイタリア旅行ツアーの紹介ページです。

(株)日本旅行、ベストBUYヨーロッパのパンフレットで見つけた7泊8日のプランで、宿泊が3都市、同じホテルで各2泊と、少し落ち着いて回るコースが気に入りました。

又、北のミラノを加えた4都市宿泊のプランも各社から紹介されていましたが、寒くなる季節や、移動距離が気になったのもこのプランを選んだ理由です。

世界で一番美しいとされるシエナのカンポ広場、サン・ジミニャーノの中世都市の写真などが掲載されていますが、現地での景観は想像を超える素敵なものでした。

多くの方のお陰で、素晴らしい旅行が出来たことに深く感謝して、想い出をたどって行きたいと思います。



旅行会社で頂いた小冊子に掲載されていたイタリアの地図に旅行の行程を記入してみました。

往路は、関西空港からローマ空港乗継ぎでベニス空港へ着き、帰路は、ローマ空港から関西空港まで直行でした。

イタリア旅行の行程は、下記の通りですが、地図にも訪れた都市の順を①から⑨に記載しています。

11/ 9(火)関西空港14:10発→ローマ乗継→ベニス空港→ベニス泊
11/10(水)ベニス市内観光①→午後半日フリータイム→ベニス泊
11/11(木)ベニス発→シエナ②→サン・ジミニャーノ③→フィレンツェ泊
11/12(金)フィレンツェ市内観光④→半日フリータイム→フィレンツェ泊
11/13(土)フィレンツェ発→チビタ観光⑤→ローマ市内観光⑥→ローマ泊
11/14(日)ポンペイ⑦→ナポリ市内観光⑧→ローマ泊
11/15(月)バチカン市国観光⑨→ローマ空港15:15発
11/16(火)関西空港着→新大阪駅→福山駅



旅行一日目、ワクワクして待っている関西空港の登場口の風景です。

写真左端に立っているのはこの旅行で大変お世話になった添乗員さんです。

朝の強風で架線にビニールが掛ったとかで、新大阪駅から関西空港までの特急はるかに大幅な遅れが出ましたが、1.5時間の余裕を持って出たためギリギリの到着で、事なきを得ました。



アリタリア・イタリア航空の機内にあるモニターに飛行状況が映されていました。

赤い線の航路を見ると、関西空港から日本海に出て、サハリンの西から大陸上空に入り、シベリア上空を飛んでいます。



夕方16:30頃、大陸上空に入り、南西方向にシベリアの原野が見えてきました。

雪の積もった山地がどこまでも続き、蛇行して流れる大河が目に入ってきました。

アムール川(黒竜江)だったのでしょうか、北海道旅行でこのブログに書いた間宮林蔵の大陸探検を思い出します。

11月上旬、シベリアには、既に本格的な冬の季節が到来しているようです。



17:00頃、美しい夕焼け地平線の上に三日月が小さく輝いていました。

翼の下に細長く光っているのはバイカル湖だったのでしょうか。



22:30頃の消灯した機内の風景です。

外気は、何とマイナス60℃以下、空調はあるものの、普段使わない膝掛けがありがたいと感じる温度でした。

持参したANAで頂いたスリッパに履き替え、足はリラックスしましたが、なかなか寝付けない夜になりました。



深夜1:30頃、飛行機は、スカンジナビア半島、バルト海を横断し、東ヨーロッパ上空を飛んでいました。

この後のローマ空港ではあわただしく入国手続きを済ませ、乗換えをしてヴェネツィア空港へ向いました。

1:30頃は、イタリア時間では8時間遅れの17:30頃です。



イタリア時間22:30頃、ヴェネツィア空港に到着、ここからバスでヴェネツィア本島まで約30分でした。

ツアーの人数は40人、新婚カップルも多く参加していました。

彼らを見ていると、妻との新婚時代を思い出します。

又、40人も引連れ、旅先の状況を判断しながら案内をする添乗員さんの見事な仕事ぶりには感心しました。



バスでヴェネツィア本島の入口付近の港港に着きました。

これから船で、ホテルに近いリアルト橋横の船着き場まで移動、そこから狭い迷路のような路地を黙々と歩き、ホテルへ到着したのは深夜でした。

水の都ヴェネツィアは、船と徒歩の島で、車社会から断絶した中世が残る町であることを思い知らされました。



翌朝のヴェネツィア本島、ホテル前の景色です。

右手正面の石段の向こうがホテルです。

運河に掛けられた橋を左手に進み、建物の向こうはサンマルコ広場です。

どこを見ても中世の雰囲気が漂う景色に見とれてしまいました。



蛇足ですが、旅行に持参して意外に役立ったグッズを紹介します。

このホテルで使えるコンセントは1ヶ所でしたが、中央のC型コンセント変換(190円)と、左手の三つ又コンセント(以前から家にあった)を併用して複数の機器が使えて助かりました。

妻と二人のデジカメのバッテリーや、パソコンを使う場合、バッテリーの充電には2時間程度を要し、同時に複数を充電して安心して眠ることが出来ました。

右手の磁石(100円ショップで購入)は、地図と併用しながらヴェネツィアの迷路の街を歩けたことです。

次回は、素晴らしいヴェネツィア観光です。


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