昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

岡山県井原市、井原駅構内の「手芸&絵画展」

2012年03月23日 | 日記
3月15日、知合いの方の紹介で、岡山県井原市の井原駅(井原鉄道)の構内「ひだまりカフェ ぽっぽや」で開催の「趣味の"手芸&油絵"とのふれあい展」に行きました。



コンパクトな展示会場にご主人の油絵と、奥様の手芸作品が並ぶ素敵な展示会でした。

ご主人の油絵「桜島」(左)「湯布院の大杉」(右)は、旅行で見た思い出の風景を油絵にされているそうです。

奥様の作品は、大事に残してきたお母様の着物や、子供の頃からの服をタペストリーや、ぬいぐるみなど様々な作品に生まれ変わらせているそうです。



展示会場の入口に掲示されていたリーフレットです。

奥様の作品が冒頭に掲載され、展示された作品数も圧倒的に多いことからどうも主役は奥様のようです。

ご夫婦は、広島県福山市神辺町の方ですが、会場はお隣の岡山県井原市でした。



今回初めて訪れた井原鉄道井原駅の風景です。

JR福塩線の神辺駅と、JR伯備線総社駅を結ぶ井原鉄道は、1999年ローカル鉄道の廃止が続く時代に開通した全国的にも珍しい鉄道です。

線路南側の駐車場から駅建物に続く跨線橋から撮った風景で、駅正面に円錐形の塔が付属した丸くカーブした現代的な建築は、源平合戦で扇の的を射ぬいた地元の英雄「那須与一」の弓矢にちなむデザインだそうです。

駅前広場には「那須与一」が弓を射ぬいた的と、足場の位置関係を実感させるモニュメントがありました。

また、駅前広場に墓石が並んでいましたが、説明する案内板も見当たらず、まったく謎の風景でした。



井原駅構内の風景です。

正面左に展示会場のある「ひだまりカフェ ぽっぽや」の入口があり、写真右上は、入口の看板を拡大したものです。

改札口は撮影場所の右手にありましたが、食堂や、ジーンズショップなどが並んでいます。



テーブルが2列に並ぶ「ひだまりカフェ ぽっぽや」の店内です。

玄関を入り、すぐの小さな部屋が展示室で、その奥にカフェがあります。

展示室では時々に様々な展示会が開催され、地域の人には人気の会場となっているようです。

駅の正面に無料駐車場があり、線路を越えた南にも広い無料駐車場があるのも魅力です。



玄関を入って左側の展示風景です。

様々なスタイルの人形などが並び、素敵な作品に妻はすっかり気に入ったようです。



おしゃれな猫の作品がありました。

前足や、目は、備後絣でしょうか。



猫と、魚の並ぶ可愛らしいデザインです。

猫に使われている様々な布地の組合せも絶妙です。

座布団に正座したような足元には魚の骨がきちんと置かれ、お行儀の良い猫ちゃんのようです。



可愛らしい犬の携帯電話ケースがありました。

「CORGI」の文字が刺しゅうされ、犬種は「コーギー」のようです。

北方モンゴロイド系の日本人に多い「胴長短足」の「コーギー」は、英国王室で飼われていた由緒ある英国種だそうです。

ダックスフンドと言い、最近、日本では「胴長短足」の品種が好まれていますが、体形に親近感を感じるためでしょうか。



「スーちゃんのカレンダー(1~12月)」と名付けられたタペストリーです。

案内のリフレットにもあった「スーちゃん」は、ここに描かれた女の子に付けられた愛称だそうです。

各月の可愛らしい風景を見ていると、次の季節が楽しみになってくるようです。



小さな人形や、アクセサリーが掛けられていました。

赤い金魚は、絞りの着物?

その左の絣模様の魚はカレイ?

楽しい作品が並んでいます。




展示会のリーフレットにもあったご主人の油絵「鞆の浦 鯛網出陣」、「小奴可の要害桜」です。

額のガラスが反射してうまく撮れていません。

「小奴可の要害桜」の下にはアクセス案内の地図も掲示されており、親切なご主人の人柄が窺えます。



主人の油絵「北海道 層雲峡 流星の滝」「神辺町 我が家の玄関」です。

「層雲峡 流星の滝」は、感動の風景だったのでしょうか。

玄関に描かれた花は、ご主人が季節毎に咲かせた鉢植えを並べ変えられているそうで、ご自慢の玄関風景でした。



展示コーナーのカウンターに「サクラソウ」の鉢植えがありました。

「サクラソウ」の原種で、毎年絶やさずに育てるご苦労もあるようです。

ご主人のガーデニングの趣味も合わせ、ご夫婦の趣味に込められた情熱が伝わってくるようでした。

今年11月にも同じこの会場で、展示会を開催予定で、妻は楽しみにしています。


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