昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

2009 卜部俊孝展に行きました

2009年11月08日 | 妻の油絵

今年の「卜部俊孝展」の案内はがきに印刷されていた「ばら」(水彩SM)です。

軽やかで、洗練されたタッチと、やわらかい色が魅力的に感じます。



案内はがきの一部です。

入場無料で、見学出来ます。

例年「展ギャラリー」で、11月14日から始まっていましたが、1週間早くなっています。



「展ギャラリー」を正面から見た様子です。

4台の駐車が可能で、ショーウィンドウには比較的大きな絵が掛けられています。



右手のショーウィンドウに掛けられている「ばら」(油彩F20)です。

陽射しで白っぽく見えますが、見ごたえのある美しさを感じます。

今回の展示されている絵では一番好きな絵でした。



左手のショーウィンドウに掛けられている「静物」(油彩F30)です。

卜部先生の顔とも言える重厚で洗練されたモチーフです。



会場に入り、すぐ右手の部屋の隅にあった「静物」(水彩)です。

ほとんど無彩色でしたが、洗練されたクラシックな魅力を感じます。



黒い線に緑で彩色された「美観地区」(水彩)です。

無造作に描かれたとも思えるそれぞれの線が、全体的に見ると、まとまりのある洗練されたイメージを出していることに驚きを感じます。



「あじさい寺」(水彩)です。

絵の右端に「康徳寺」と書かれており、広島県世羅町の雪舟庭園がある寺院と思われます。

見栄えが良く、この絵が最初に売約済みとなったようです。



最後に「尾道水道」(油彩F8)です。

天高く白い空が広がる素敵な風景画でしたが、少し暗い場所のため上手に撮影できませんでした。

卜部先生の絵の紹介にはこのタイプの風景画は欠かせないと思い、悪戦苦闘の修正画像です。



会場の様子です。

素敵な絵が並び、楽しい鑑賞のひと時でした。

失礼とは思いながら絵心のない私の感想を添えさせて頂きました。

「2007年の卜部俊孝展」「2008年の卜部俊孝展」の様子も、このブログに掲載していますのでご覧下さい。