goo blog サービス終了のお知らせ 

昔に出会う旅

歴史好きの人生は、昔に出会う旅。
何気ないものに意外な歴史を見つけるのも
旅の楽しみです。 妻の油絵もご覧下さい。

油絵「ザクロと野菊」

2010年11月06日 | 妻の油絵

妻の油絵「ザクロと野菊」です。

主役のザクロを演出する後方の花瓶には薄紫の野菊、赤い実のついたサルトリイバラ※、山ブドウのツルが飾られ、秋の野山を感じさせてくれます。

背景の緑は、枯れていく前の野山の世界をイメージしたそうです。

※サルトリイバラ(猿捕茨)は、通称「柏餅」を包む葉に使われるトゲのあるツルの草です。

油絵「秋の実り」

2010年10月23日 | 妻の油絵

久しぶりの静物画「秋の実り」です。 F4号

時候の挨拶「秋冷の候」を実感する季節となり、旬の果物もよく目にするようになりました。

今年の記録的な猛暑に耐え、おいしそうに育ってくれた果物に感謝し、出来るだけ活き活きと、みずみずしく表現するよう気を付けたそうです。

絵に描いて楽しみ、見て楽しみ、最後に食べて、飲んで秋の実りを楽しませて頂きます。

油絵「コスモスの花」

2010年10月13日 | 妻の油絵

妻の油絵「コスモスの花」です。

猛暑の夏の後には、とても寒い冬が来ると予想を聞きますが、長雨の後の猛暑で野菜が高くなり、秋から早々と財布が寒々し始めました。

このコスモスの絵に、涼しそうな秋風の雰囲気を期待するむきもありますが、この絵には春を感じさせるような色彩にも思えます。

当分、景気が良くなる期待が持てない情勢、寒さに向かう秋ではなく心だけでも温かくなっていく春の気持ちで過ごして頂きたいものです。

油絵「彼岸花」

2010年10月02日 | 妻の油絵

妻の油絵「彼岸花」(F6号)です。

花瓶の上に広がる、軽やかでリスミカルな赤い彼岸花の姿に魅せられ、描いたそうです。

彼岸花のカールした赤い雄しべや、花びらは、とても神秘的で、ひとつの宇宙を見ているような気持ちにさえなります。

去年10月3日、このブログで赤と、白の彼岸花を掲載しました。

絵の背景色は、昨年の絵と同じですが、意識せず同じ色にしていたそうです。



今日は、尾道市の町を散策、滋賀直哉旧居へ向う路地に咲いていた彼岸花です。

細い路地の石垣の上の庭に2色の花がさりげなく咲いていました。

尾道駅から天寧寺までの散策でしたが、寺の風格ある建物、庭や、尾道水道の景色に堪能しました。

尾道の町のあちこちに、先日始まったNHK連続デレビ小説「てっぱん」のポスターが貼られ、「てっぱん」フィーバーが始まる気配です。

尾道では年々観光客も増え、喫茶店や、食堂に入って話を聞くと、町の人が元気になっているような印象を受けました。

油絵「倉敷川の風景」

2010年09月20日 | 妻の油絵

妻の油絵「倉敷川の風景」(F20号)です。

久しぶりの風景画です。

まだ観光客のまばらな朝、倉敷川の水面に映る「倉敷館」が気に入り、描いたものです。

「倉敷館」は、倉敷美観地区の中心にある観光案内所で、休憩所としても何度か利用させて頂きました。

周囲には、白壁の蔵屋敷、柳並木、石造りの太鼓橋「中橋」など江戸時代の雰囲気が漂う中で、緑の塔がそびえるこの洋館は、不思議に周囲の風景になじんで見えます。

■「倉敷館」の建物の案内板が玄関の近くにありました。
*****************************************************************************************
倉敷館の由来
この地は、江戸時代の庄屋植田氏の屋敷地であり、天保12年(1841年)ここ一に村会所が設置された。
明治以後は、そのまま村役場となり、現在の木造洋風建築は倉敷町役場として大正5年(1916年)着工、翌6年に竣工され、昭和3年(1928年)の市制施行以来市役所として昭和7年まで使用された。
昭和45年にこの建物を改修し翌46年倉敷館として一般に公開した。昭和54年この地区は国より重要伝統的建造物群保存地区に選定され、平成10年(1998年)当倉敷館は、国登録有形文化財として登録された。
*****************************************************************************************

油絵「ひまわり」

2010年07月12日 | 妻の油絵

妻の油絵「ひまわり」(F6号)です。

毎年のように描く花ですが、花瓶のない構図は初めてで、新鮮に感じます。

黄色の「ひまわり」の花言葉は、「あこがれ」です。

又、黄色は、風水でも西に飾ると金運アップする色と言われ、物事を好転させるイメージにつながっているようです。

元気のない時代と言われていますが、最近のひまわりは、ミニひまわりが増えて「金運アップ」への期待や、「あこがれ」の気持ちも小さくなってしまったのでしょうか。


油絵「紫陽花」

2010年07月01日 | 妻の油絵

妻の油絵「紫陽花」(F6号)です。

梅雨に、しっとりと咲くイメージを出したかったそうです。

先日、母から聞いたことですが、実家の庭に毎年咲く紫陽花は、土壌が酸性のために青色の花がを咲かせるそうで、アルカリ性の場合、赤い花が咲くそうです。(品種名は忘れました)

リトマス試験紙の色の変化と逆ですね。

又、その紫陽花は亡くなった叔母からもらって植えたことも聞き、懐かしい想い出がこみ上げて来ました。

油絵「5月のばら」と、「ばら祭り」見物

2010年05月21日 | 妻の油絵
妻の油絵と、5/15~16、恒例の福山市「ばら祭り」の様子です。



妻の油絵「5月のばら」です。

久しぶりに大輪の美しいバラを目の前にして、意気込んで描いたそうです。

絵の出来にチョッピリ満足の妻でした。



5/12、「ばら祭り」の3日前に夜7時前「ばら公園」へ散歩に行きました。

歩道の両脇の植え込みに電灯がつけられています。

園内にもたくさんの電灯が並んで点灯していました。

今年は、開花が遅く、電灯で開花を促進していたようです。



夜7時頃、うす暗くなった「ばら公園」の中で、試しに撮った写真です。

開花促進の照明のお陰か、案外にきれいに撮れていました。



卜部俊孝先生の油絵「ばら」です。(額のガラスに白いものが映ってしまいました)

同じばらの絵でも素晴らしいセンスと、風格を感じます。

福山中央図書館のロビーで開催の「ばらの絵展」に展示されていたものです。



「ばら祭り」当日の「ばら公園」です。

係の方の努力のお陰で、予想以上に開花していました。



天気にめぐまれた「ばら祭り」当日の「ばら公園」の様子です。

例年より少ない開花ですが、咲き始めの美しい花に感嘆の声が聞こえていました。



中央公園の野外ステージで「ぷからす三線クラブ」が出演していました。

楽しい沖縄民謡で、観客も大喜びでした。

5/8~10、妻と沖縄本島の旅行へ行ってきましたが、ぼつぼつ旅行の想い出を掲載したいと思っています。



福山駅でばらの花が美しく展示されていました。

ばら祭りの関連イベント「ブリザードフラワー講習会」の案内の展示でした。

旅の二人連れの女の子から後方のアーチの前で記念写真のシャッターをたのまれました。

旅行中でもよく頼まれますが、人畜無害と見られるのかも知れません。

妻と、福山駅周辺の商店街のあちこちで大道芸を見たり、緑町公園のバラ園など見て回り楽しい2日間でした。


油絵「ぼたんの花」

2010年04月28日 | 妻の油絵
妻の油絵「ぼたん」です。



元気のいい色で、花が描けたと言っています。(この写真では表現できていません)

五月が近づき、いよいよ「ぼたん」の季節になりました。

「ぼたん」と言えば、4年前に行った中海に浮かぶ松江市大根島の「ぼたん園」を思い出します。

平坦な島に畑が続き、美しい日本庭園や、様々なぼたんの花に感激したものです。

毎週描く花の絵ですが、今回は絵に何か表情を感じます。

油絵「ゆり」

2010年04月21日 | 妻の油絵
妻の油絵「ゆり」です。

妻は、最近の花の絵としては、絵の表現がうまく出来、やや満足しているそうです。

子供の頃、山のあちこちに「笹ユリ」の薄い赤みが入った清楚な白い花を見つけ、魅了された思い出があります。

この絵の「ユリの花」は、日本に自生する花と比べ、実に華やかです。

このカラフルな花の美しさを素直に感じることは自然な気持ちでしょうが、輸入や、品種改良による動植物の多様化にはどこか不安を感じます。

もうすぐ「笹ユリ」の咲く季節、久しぶりにぜひ見に行きたいものです。

油絵「春の花と洋酒の瓶」

2010年03月22日 | 妻の油絵
妻の油絵「春の花と洋酒の瓶」です。



華やかな春の花「スイートピー」「ラナンキュラス」と、「洋酒の小瓶」「グラス」の落ち着いた雰囲気がなんとなく調和しているようです。

淡い色のドレスをまとった貴婦人のような「ラナンキュラス」の花の姿は実に色鮮やかで、強い存在感を感じます。

ちなみに隣の洋酒の小瓶は、控え目に座る紳士にでも例えたらいいのでしょうか。

妻は、毎週のように花の絵を描いていますが、この絵はちょっと満足の出来だったようです。

油絵「トルコ桔梗とガーベラ」

2010年02月26日 | 妻の油絵
妻の油絵「トルコ桔梗とガーベラ」です。(F6号)

白と、ブルーのトルコ桔梗、ピンクのガーベラが、落ち着いた華やかさを感じさせてくれます。

妻は、この絵の出来に少し不満足のようでした。


白のトルコ桔梗は、花びらが幾重にも巻き、頭に巻くターバンに似ています。

「トルコ桔梗」の名前は、トルコ人のターバンのイメージから名づけられたようですが、アメリカ原産のリンドウ科の植物でした。

油絵「水仙と静物」

2010年02月10日 | 妻の油絵
妻の油絵「水仙と静物」(F6号)です。

少しまぶしい白の花瓶に清楚な水仙の花が開いています。

さりげない黄色のリンゴの存在が、洋酒の瓶と、水仙だけでは堅苦しそうな絵に柔らかさを出しているようです。


水仙は、いかにも日本的な花のようですが、地中海沿岸が原産地のヒガンバナ科の植物で、花ことばは、「うぬぼれ」だそうです。

清楚で、おとなしそうなこの水仙の花に「うぬぼれ」の花ことばは、意外です。

花の少ない冬の花壇に咲き誇る様を「うぬぼれ」と感じたのでしょうか。

12月31日に掲載した益田市鎌手海岸の「唐音水仙公園」を思い出しました。

益田市鎌手海岸の一帯に百万個の水仙の球根が植えられ、遊歩道から水仙の花が楽しめるようです。

11月末~2月末頃に花が咲くと案内されていましたが、天気の良い日に奇岩の絶景と、水仙を見に行くのもいいでしょうね。