酒の肴

「よく混ぜてね」「俺は2～３回しか混ぜないけどそれではだめか？」

「以前聞いた事があるの、５０回から１００回位混ぜると美味しくなるんですって」

夜の台所での会話です。

今、納豆を混ぜて貰っているんです。

これから　イカ納豆を作る予定・・・イカのお刺身は私が作っています。お父さんに納豆の味付けをお願いしています。納豆に付いて来る小さな醤油だけで　イカ納豆の味付けは充分なんです。

「ほら、簡単に出来るでしょう？ですから納豆を５０回混ぜるなんて容易い事なの。美味しいものを食べるための努力は惜しんじゃいけないの。ホラ頑張って・・・」


はい、美味しそうに出来ましたね。




イカと里芋の煮付け。

イカ刺しに使った後に残ったイカの足も入れてあります。これも美味しいから食べてね。



トンカツが食いたい・・と言って　お父さんがスーパーからトンカツ用の肉を買って来ました。

「面倒だな」・・・と思いましたが。揚げますよ。（お父さんには美味しいものを食べるために努力は惜しむな・と言ったばかりなのにね、矛盾しています）

トマトがあればよかったのに。