11月17日の湖西の里山の風景を綴っています。
久しぶりのビラデスト今津で、里山のウーキングコース(セラピーロード)を歩いて平池まで来ました。
6月初旬には自生の杜若の撮影で、多くのカメラマンが訪れる平池も、この季節は人の気配は全く無くて、寂し過ぎるほどの静かな佇まいです。
本来はこの平池の奥にある淡海湖(処女湖)の風景を撮影するのが目的でしたが、現在改修工事中のようで行くことをやめました。
淡海湖(処女湖)
箱館山スキー場の北方にある湖。もともと麓の灌漑用水(かんがいようすい)確保のために、地元の人々が大正年間に15年もの歳月をかけて完成した人造湖です。
周辺の景色は美しく、湖国百景にも選定されています。春はシャクナゲやツツジが咲き乱れ、夏は自然美と高原の涼しさが心地よく、
秋は紅葉が鮮やかな景色を造り出し、訪れる人を飽きさせません。湖の中央にある浮島には、弁財天が祀られています。(高島観光ガイド)
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ススキが午後の光に輝いています。
ここは沼地のような湿地ですので、ススキではなくてススキの仲間のオギ(荻)かもしれませんね。
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杜若が咲く場所も今は草紅葉の風景です。
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少し杜若の緑が残っていますね。
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サギが1羽悠々と歩いています。ここはモリアオガエルの繁殖地でもあります。
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山の上はすでに落葉しています。
こちらの方にも杜若が群生していたそうですが、今はこんな風景になっています。
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平池は水深は浅い池です。
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昔は池全体に杜若が広がっていたそうですが、年々少なくなってきています。
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この杭が杜若の撮影時に良いアクセントとなるのですが、今年はこの周辺の杜若は余り咲いていませんでした。
この杭あとを見ると、以前はここに桟橋があったのでしょうか?
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家内がノブドウを見つけました。
きれいな色をしてますが虫が寄生してこのような色になるとか??
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次回に続きます。
影日 2020年11月17日
撮影地 ビラデスト今津(高島市今津町深清水)
機 材 Nikon D4S
Nikon D810
AFS VR Zoom-NIKKOR ED 70-200mm F2.8G (IF)
AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR
TC-17E2
琵琶湖の北側の里山・山里辺りは、日本の里山の自然がよく残っています。カキツバタにモリアオガエルという自然の植物や動物は、今ではそう簡単に出会うことができないものです。
新型コロナウイルスの感染対策で春や夏は出かけることが難しい状況でした。でも、自然の春夏秋冬はどんどん進みます。
来年はカキツバタの花を見たいものです。長野県北部にもカキツバタ自生地がありますが、今年は行くことができませんでした。
11月半ばからまた、新型コロナウイルスの感染者が急増し、関東の東京都など都県4地域は困った状況です。滋賀県はあまり増えていないようです。
お早うございます。
草紅葉の平池が良い感じです。
切り取られるtakayan師匠の感性と、現像・編集して
その並びを楽しまれているのが、よく伝わってきますね
奥深いStoryを感じます。
この辺りの里山は自然が色濃く残っていて、
イワウチワ、イワカガミ、石楠花、杜若などが多く自生していて、
四季を通じて撮影も楽しい所です。
今年は特にコロナの影響で出かけられる場所も限定されますが、
こんな里山なら感染のリスクは全くと言ってないと思います。
滋賀県での感染者は日に10人程度と押さえらているようですが、
これから本格的な寒さの時期を迎え、心配なことではあります。
まだまだこれから先も感染予防を徹底していくことが大切ですね。
コメントありがとうございます。
初夏にはあれだけ緑があふれていた平池、今の季節は一面の草紅葉で、
物音一つしない静かな佇まいを見せていました。
撮影後のPCでの作業も楽しいくて、自分のイメージに合わせた編集調整も
撮影の一貫として楽しいものになっています。
いつもありがとうございます。